肆拾漆話 ページ3
宇髄side
切見世
最下級の女郎屋
客がつかなくなったり病気になった遊女が送られる場所
雛鶴は病気のフリをしてそこにいた
雛鶴「天元様、私には構わずもう行ってくださいませ。
先程の音が聞こえましたでしょう…鬼が暴れています。」
「本当に大丈夫だな…?」
雛鶴「はい…お役に立てず申し訳ありません」
俺の嫁であり使いの雛鶴は
蕨姫花魁が鬼だと気づいたが向こうからも怪しまれ目をつけられたため
身動きがとれなくなった
毒を飲み、病に罹ったふりをして''京極屋''から出ようとするも
別れ際蕨姫花魁ひ帯を渡された
''監視''及び''殺害''を目的として。
何か起こった場合即座に雛鶴を始末できるように。
……宇髄の嫁の名は伊達ではない。
きっと心労を掛けたくなかったのだ、と雛鶴の言葉で解釈する
「既読薬が聞いたら吉原を出ろ。わかったな。」
雛鶴「……はい」
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戦闘が始まっている、どこだ、気配を探れ
…!
ここだ!!地面の下!!
誰か戦っている音、反響してよく聞こえる
中は広い空洞がある、しかしそこに通じる道は幼い子供ぐらいしか入れない狭さ。
だったら……派手に入ってやろうじゃねぇか!!
音の呼吸 壱ノ型
「轟」!!!
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二刀流の宇髄天元
その太刀は爆発する桁違いの威力である
喰らって生き延びた者がいないので今のところ仕組みは不明
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炭治郎side
堕姫「喧しいわね、塵虫が。何の音よ、何してるの?
どこ?荻本屋の方ね、それに雛鶴……
アンタたち何人で来たの?四人?」
この鬼……もしかして戦力を分散させてるのか?
だとしたら今が一番攻める時…
でもっ…!
「言わない」
堕姫「正直に言ったら命だけは助けてやってもいいのよ。
先刻ほんの少し斬り合っただけ、でもアンタの刀
もう刃毀れしてる。それを言ったのは碌な刀鍛冶じゃないでしょう」
「!?違う!この刀を打った人は凄い人だ!!腕のいい刀鍛冶なんだ!!」
堕姫「じゃぁ何で刃毀れすんだよ間抜け
あっちでもこっちでもガタガタし始めた
癪に障るから次でお前を殺す」
上弦、それは柱と同等もしくはそれ以上の力を持つ鬼。
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李衣 - 更新しばらくしてませんが、大丈夫ですか?続き楽しみにしているので頑張ってください! (2022年6月6日 17時) (レス) @page5 id: cdaa405a79 (このIDを非表示/違反報告)
いぶき(プロフ) - めちゃくちゃストーリー大好きです!! (2021年9月2日 7時) (レス) id: d775cce176 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞伍さん | 作成日時:2021年7月27日 18時