波乱万丈 ページ17
『…ごほ』
「風邪ひいたんじゃないのか？」
『そんなヤワじゃねぇ…』
「とか言って昔もよく熱出してたくせに」
『うるさい…』
ゴホゴホと咳をしながらポケットに手を入れ登校する
「無理せずなんかあったら連絡忘れるなよ」
『えー…』
「わかったな？」
『…ん』
「よし」
頭にポンッと軽く手を乗せる狛治
「またなー」
『おー…』
***
「あ、お、おはよ…」
『…おう』
「…」
「ほら、伊之助」
炭治郎は伊之助の背中を叩き合図するが口をごもごもしていた
「昨日…は」
『…』
キーンコーン
タイミングがいいのか悪いのかチャイムがなる
しっかり時間通りに出席簿を持った悲鳴先生が教室に入ってきた
「席につきなさい。ホームルームを始めよう」
「あ、悲鳴先生来ちゃった…後でな！」
『(別に)…ごほ』
1限目、2限目、3限目と差し掛かり今の時間は体育
『(やべぇ、寒気が収まらない)』
しかも外で持久走な上に冨岡先生は容赦がない
いつも通り竹刀を持ちながら笛を口に加えていた
「うむ！気合いを入れろ皆！」
なぜこいつがいる
「煉獄、何故いる」
「今の時間俺はフリーだ！外を眺めていたらちょうど目に付いてな！」
『(仕事しろよ)』
熱血な煉獄は声を張りながら応援をしていた
するとフラフラと走っていたAに気がついた炭治郎は声をかける
「フラフラしてるが大丈夫か？少し休んだ方がいいんじゃ…」
Aは炭治郎の言葉を無視しそのまま走り続ける
炭治郎は心配そうな顔をしながらAの前を走り去った
その時だ
『(あ、やべぇ)』
ドサッ
「え…」
「！！」
「A！！」
ラッキーアイテム
革ベルト
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時雨 - な…泣く…素敵な小説を書いてくれてありがとうございます… (2021年3月16日 10時) (
レス) id: 3067d420d6 (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - 蓬莱寺さん» ありがとうございます！コメントが私の頑張る糧になります！もう少しお付き合い下さい (2021年1月15日 1時) (レス) id: 6f93d0d76b (このIDを非表示/違反報告)
蓬莱寺(プロフ) - 鬼滅編・現代編と続けて読みました。続き楽しみにしています (2021年1月14日 8時) (レス) id: de353d3df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テララ | 作成日時：2021年1月4日 3時
