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1話 ページ3

マ「ふぇぇぇ…」

マリーの泣き声がリビングに響き渡る

転んでカップを割ったらしい。

僕に熱々の紅茶が降り注いでる………

セ「大丈夫っすか!?」

セトの慌てた声に少し驚きながら「大丈夫」と言おうとした口を閉じた。


セトの方をみたらセトはマリーしか見てないみたいだ

マ「だ…大丈夫だよっ」


目に涙を溜めているマリーを気付かれ無いように少し睨んで「ドジだなぁ〜」と言った

セトに少しでも見てもらいたくてわざと明るい声で…

貴「キドとかは任務で居ないから、ちゃっちゃと片付けて証拠隠滅しなきゃ」

セ「いや、カップ割れたの直ぐ気付かれるっすw」

貴「セト新しいの買ってきてよーw」

マ「お茶出そうと思ったの…セトとAちゃんと私しか居ないし。。。」


ハァと静かに聞こえない様に溜め息を漏らして「別に良いよ」と少し冷たくいい放つ。


てゆーか僕に紅茶がほとんど降り注だのに関して誰も触れてくれないの?

結構熱かったし火傷したと思うよ…

でもそんなこと言えないしなぁ………


セ「割れたの片付け終わったっすよ!二人とも怪我してないっすか?」

相変わらずマリーの方ばかりを見ているセトに腹が立った。

勿論「大丈夫!」と頬を赤らめるマリーにも。

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設定タグ:失恋 , カゲプロ , 瀬戸幸助   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:彩鈴 | 作成日時:2015年1月19日 2時

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