キセキの少女は黒子の妹で誠凛に入りました！【黒バス】

22，俺の癖？ ページ24

「だから･･････って、聞いてっか？」

火神が俺に話を振ってきた。

「え、うん、聞いてる。専門用語がいっぱいで、その専門用語が何一つわかんないってことだけは分かった。」

そう言うと火神は、

「･･････まじで？」

と言った。

「まじで。」

そう言うと火神はひどく落ち込み、そういやこいつ初心者だったーとかぼそぼそ言ってる。
そんな火神を見て言いすぎたかと思った。でも専門用語を使う火神が悪いと結論付けて、まあいっかと思った。

そしてそのやりとりから約30分経った。今は俺と兄貴と火神で帰路についている。

「で、帰る方向は同じ･･････なんだな。」

火神が呆れながら言った。

「まあ、こればっかりは偶然だからねー。」

苦笑しながら俺が答えた。歩き続けていると、前行ったストバスコートの近くまできた。

俺は、試合の記憶がないことについて、ぼーっと考え込む。

こんな時、中学の頃はキセキ達と兄貴と大はしゃぎして紛らわしてた。もうずっと前の事だけど。


よく分かんないうちに離ればなれになっちゃったから、俺達。


ふと気が付き、また考え込んでしまったと反省する。だが俺は、その考え込んでいる原因が、兄貴と火神が全然喋っていないことだということに気が付いていなかった。

23，『キセキの世代』は･･････→←21，火神はケチでした。

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