今日:4 hit、昨日:24 hit、合計:224,617 hit
小｜中｜大
21. ページ21
先程まで昇降口にいた生徒たちは、みんな車を呼んだり、友達の傘に入れて貰ったりしていて、いつの間にか、ここにいるのは私と月永さんだけになってしまった。
漫画みたいなお金持ちが多いこの学院で、車の送り迎えは別に不自然なことではない。ごくごく自然だ。
「おまえ、友達いないだろ」
「…いないんじゃなくて、作ってないだけです」
月永さんはけらけらと笑いながら、そう言ってきた。
…しょうがないでしょ、話すの苦手だし、男子の話題に、ついていけないし。
「まぁ、ここ男子校だしな〜。若いんだから頑張れ。青春を楽しめよ〜？」
「…月永さんも若いですけどね。」
くす、と笑う。すると月永さんもつられて笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 378人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きたれれ - とてもおもしろかったです！更新楽しみにしています。頑張ってください (2016年11月23日 12時) (
レス) id: 55896c85bc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：睦月
| 作成日時：2016年10月31日 16時
