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なんだか、まだ実感できない。


昨日まで、いや……今日の夕方まで私は、『声』を気にしていたのに。


下から、父と…その恋人の声が耳を塞いでも、何をしても聞こえて。


…ずっと、苦痛だった。


けど…今は違う。


何も聞こえない、何も気にしなくていい。



…そんな、居場所をくれたのは……英智さんだ。
私に、手をさしのべてくれた。行き場の無い私を、救ってくれた。少々、やり方が強引だとしても。


戻るところがないから、とか…そういう、理由じゃなくて。
純粋に、自分が……英智さんに仕えたいと…そう、思った。

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きたれれ - とてもおもしろかったです!更新楽しみにしています。頑張ってください (2016年11月23日 12時) (レス) id: 55896c85bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睦月 | 作成日時:2016年10月31日 16時

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