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「怒られた?」


「いえ…けど、なんか様子がおかしかったんですよね。いつもより元気が無いというか…」


帰り支度をしながら、私はそう問いかけてきた瀬名先輩に言う。
どうしたんだろう、体調でも悪いんだろうか…それとも、私が何かしたのかな。


「ただ、あんたを心配してただけじゃないの?」


「…それなら、嬉しいんですけど…もし、私が何かしてたらどうしよう…」


はぁ、とため息をついて、鞄を持つ。そのとき、私はあることに気付いた。


「そういえば、今日…人が少なくないですか?Knightsって、五人ですよね?」


そう、五人なはず。けど今日、私はスタジオで炬燵に入ってた黒髪の人と、瀬名先輩と、月永さんしか見ていなかった。…黒髪の人も、途中でいつの間にか消えていたし。
残りのメンバー二人…朱桜くんと、あともう一人…誰だっけ、あのモデルさんみたいな、綺麗な男の人は…どこにいったんだろう。朱桜くんに関してはさっきまで月永さんを練習に参加させようとしてたし、彼の性格上練習をサボるなんてことはありえない。


「そうだけど、今日臨時の仕事がかさくんとなるくん同時に入っちゃって…くまくんはそこら辺でまだ寝てるよ。あと少しで夜だしもうすぐ起きてくると思う。」


「…そ、そうですか…」


瀬名先輩って、人をあだ名で呼ぶんだなぁ。なんか意外。


「うあ〜っ、終わったっ!」


そう話してるときに、月永さんはなにかが終わったのか…背伸びをし、どさりと床に落ちた。

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きたれれ - とてもおもしろかったです!更新楽しみにしています。頑張ってください (2016年11月23日 12時) (レス) id: 55896c85bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睦月 | 作成日時:2016年10月31日 16時

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