5. ページ5
いい天気。
消しゴムとノートを買い終わり、家に戻ろうとした。
曲がり角を曲がり、そのまままっすぐ進もうと公園を横切ったところ、
「〜♪♪」
ふと、リズムのいい音楽が脳内に響いてきた。
「……?」
そこには、ラジカセを肩に担いで、ダンスを踊っている、
橙色の、綺麗な髪の毛をした男の人がいた。
……綺麗な、ダンスだなぁ。
有名人かなにか?
ぼけっとして見惚れていると、その人と目が合ってしまった。
「何か用?」
「…っいえ…?」
疑問形で返すと、その人はいたずらっぽく笑った。
「なんで疑問形なんだ?面白いなおまえっ!」
「…え、あ…はい…?」
「わはははっ☆だからなんで疑問形!?あぁっ、降りてきた降りてきたっ…☆早く書き留めないとっ!」
わけもわからずその人が動くのを見ていた私に、その人は手招きをした。
「こっち来れば?」
「…え…あ…」
行きたい。けど、泉に怒られるかな…?
まぁ、大丈夫か。
「…はい!」
走って、公園の真ん中にいる人のところに向かった。
167人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あづにゃん(プロフ) - とても面白かったです!!これからも頑張って下さい♪ (2016年2月20日 17時) (レス) id: 77a53820e2 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - 続き楽しみにしてますー! (2016年2月18日 22時) (レス) id: 4d959f0cfa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:睦月 | 作成日時:2016年2月16日 14時