今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:13,467 hit
小｜中｜大
1. ページ1
生まれたときから、ずっと一緒だった。
ここまで長い付き合いになると、もうお互いの考えてることなんか、手に取るようにわかる。
けど、見抜けなかった。気づけなかった。
悔しくて悔しくて、その相手が同じ学校の奴だと知ったとき、そいつが憎くて仕方がなかった。
高校を卒業してもう2年ほど経つけれど、相変わらずあいつは、利用されてる。
あいつはいい奴だから、断れない。ボロボロになっても、100%相手が悪くても、自分が悪いと思い込んで、溜め込んで。
おれだったら、幸せにしてやれるのに。
泣かすなんてこと、絶対にしないのに。
どうしておれを選ばないのだろうと、思い続ける。
一番近い、距離にいるのに。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マリー(プロフ) - ただ一言と言っておいてまた来ました。とすごく気になるストーリーです。頑張ってください！ (2017年9月14日 23時) (
レス) id: 5afa144aee (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - ただ一言！応援してます！ (2017年9月4日 21時) (レス) id: 5afa144aee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：睦月
| 作成日時：2017年9月2日 1時
