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19. ページ19

「…う…?」



頭が、がんがんする。
目を覚ますと、そこには…見覚えのある、天井があった。
ここは、天祥院家だ。



なんでこんなところにいるんだろう。私、確か…英智さんに会って…あれ…どうしたんだっけ、全然記憶がない。
とにかく、ここを出よう。そう思ってるのに、体は言うことを聞かなかった。



頭も、いつものように回らないし。当然のように体も重い。
この前まで体調悪かったし、今までのツケが回ってきたのかな。



そう思っていると、ふと、コンコン、と部屋のドアをノックする音が聞こえた。




「A、入るよ」




そう言って入ってきたのは、英智さんで。
私は思わず、目を見開いた。





「英智、さ」



「気分はどうだい?熱は下がったかな、氷枕を取り替えに来たんだ。少し頭を上げてくれるかい?」




英智さんはそういうと、私の側に来て、優しくそう聞いてきた。




おかしい。



おかしいよ、なんだか。
もしかして、本当に別の世界に来ちゃったの?…それとも、これは夢?


だって、ありえないよ。




「…えいちさん」




夢なんだ、これはきっと。
だって、こんな近くにいる。
ありえないから、今の私たちの関係だと。




だったら、何してもいいよね。
これは、私が作り出した想像上の英智さんなのだから。




「…ん?なんだい?何か必要なものがあるなら…」




そういう英智さんを、私は引っ張った。
そして、倒れさせる。私の、ベッドに。




「…A…?」




「……捨てないで、英智さん」




これが夢だとわかっていても、私はわがままだから…願い続ける。
彼が、私を捨てないことを。

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あかりん(プロフ) - おぅふ…いいねー!この時が来るのを待ってましたー!友達もおすすめキてきまーす! (8月26日 9時) (レス) id: d4b62537e4 (このIDを非表示/違反報告)
永遠抹茶 - はじめまして!私は英智先輩大好きなのでいつも楽しく読ませてもらっています!続きが凄く楽しみです!更新頑張ってください!! (7月7日 22時) (レス) id: eaae209883 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睦月 | 作成日時:2017年5月20日 0時

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