人形少女は黄瀬涼太に好かれているようです(４)【黒子のバスケ】

『トリーック､アーンド､トリート』黄「お菓子あげるんでイタズラして下さいお願いします」←笠「アンドって言ってるけどな」森「というかテンションが謎」黄「意地悪して下さい」←『イジワル?』笠「イタズラから意地悪になってるぞ」『イジワル､シナイヨ』黄「優しすぎる天使がかわいすぎて辛いっス」←『ア､番外編』笠「遅ェよ」 ページ18

─黄瀬side─

黄「トリック オア トリートっス!!」

『知ラン』←

お菓子を渡したくなかったのか､Aっちは即座にそう言った｡

せっかく吸血鬼のコスプレしたのに←

ついでにAっちにメイドのコスプレさせようと思って服持ってきたのに←

黄「お菓子くれないならイタズラしちゃうっスよ?」

『唐辛子､投ゲルゾ』←

黄「何で唐辛子っ!?つか､イタズラするっスからね!?」

Aっちの手首を掴み､引き寄せる｡

それから､唇を奪った｡

さっきまでアメでも舐めていたのか､とても甘く感じる｡

黄「ほら､お菓子くれないと吸血鬼に食べられちゃうっスよ?」

『…ナイ』

黄「え?」

『サッキ､ゼンブ…』

黄「食べちゃった?」


こくり｡


ってことは…

今はお菓子がない｡

だから､俺にはイタズラする権利がある｡

…よっしゃ←

黄「じゃあ､しょうがないっスよねぇ…?」

『…唐辛子アルヨ?』←

黄「何でここでボケるんスかっ!?』

あ「き…黄瀬っちの､イタズラ…ちょっと､怖い…」

かわいいじゃねぇか←

そんなこと言われたら､優しくするしかないっスよね｡

黄「大丈夫っスよ｡優しくするから､ね…?」





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─甘くて優しいイタズラ─



黄「そういえば､メイドのコスプレしてほしくて持ってきたんスけど…」

あ「黄瀬っちと､違うの…?」

黄「吸血鬼のコスプレ準備してきます!!」←

『メリークリスマース』黄「俺とのデートの日っスよ!!」笠「部活な」黄「天使とのデート!!」笠「部活な」黄「天使との((笠「部活な」はい」森「あ、番外編だよ」あ「お、遅いなんて、分かってるっ…!」黄「ツッコミはさせないスタイル」←→←黄「第六十六話っス!!…よし､覚えてた」←『バールデ､バーガーヲ､殴ロウ…アレ?』←黒「火神くんを殴るんじゃないんですか?」『ソウソウ｡火神ヲ､殴ル』←火「あと三分くれ｡まだついて行けてねぇから」←

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