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黄「えーと…あれ、バールで忘れたっスわ」←黒「第六十五話ですよ」『バーカ、バーカ、バーガー…バーガー食ベタイ』←火「ついて行けねぇ…」『バーガー、バーガー、バール…火神、校舎裏』←火「頼む待ってくれ。ついて行けてねぇから」← ページ16

─黄瀬side─

小さなピエロが、ステージから俺を見つめる。

それだけじゃない。

舞台を楽しんでいたお客さんたちも、何が起きたと俺を見ていた。

でも、そんなの気にしなかった。

黄「何でそんなとこにいるんスかッ!?」

あ「……」

答えてくれないAっちに、次は何て声をかけようと悩んでいると、後ろから肩を掴まれた。

振り向くとそこには、にっこり笑顔のクラウンが立っていた。

〇「赤の次は黄色…ああ、憎い憎い。また道具を取られるなんて、イライラしてしまいますよ」

もう片方の肩も掴まれる。

こっちはピエロだった。

☆「ほんとです。消えてもらいましょうか。きっと、この先も邪魔になりますから」

その状態から肩を引かれ、テントの外へと連れていかれそうになる。

俺は抵抗しながら、Aっちに大きな声で言葉をかけた。

黄「っ…何で助けてって言わないんスかッ!!!」

ピクリ、とAっちの指先が反応する。

ピエロとクラウンの力は増してきて、焦りが伝わってきた。

黄「ほんとは助けてほしいんスよね!!?ピエロなんて、もう嫌なんスよね!!?」

グイッ、と強く引っ張られる。

あー、もう終わりかなー…

って消されてたまるか!!

俺は、Aっちを助けないといけないんスから!!!

黄「Aッ!!!」

黄「第六十六話っス!!…よし、覚えてた」←『バールデ、バーガーヲ、殴ロウ…アレ?』←黒「火神くんを殴るんじゃないんですか?」『ソウソウ。火神ヲ、殴ル』←火「あと三分くれ。まだついて行けてねぇから」←→←『第六十四話…ハ、ドウデモイイ。火神、校舎裏』←火「バール手に持ちながら言うなっ!!」『…常時持ッテル』←黄「何で常時持つんスかっ!?」『便利ダヨ?』黄「…何が?」『殴ルノ』火「アウトッ!!!それもうアウトだからなっ!?」『ウケルネ』←黄「よく分かんないっスからね!?」



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血桜(プロフ) - 柊さん» コメありがとうです(*´ω`*) (2017年3月8日 16時) (レス) id: f31635bc29 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 小説読みました!!! 面白かったです!更新頑張ってください!! (2017年3月6日 22時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
血桜(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» まあ、キャラの好き嫌いは人それぞれですからね。 (2017年2月2日 6時) (レス) id: f31635bc29 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - 最初はキセキの世代大好きだったけど祥吾の事好き過ぎてキセキの世代嫌いになった特に赤司と青峰と黄瀬嫌い (2017年2月2日 5時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
血桜(プロフ) - あけおめです(*´ω`*) あまり自信なかったイラストですけど、そう言ってもらえると嬉しいです!! 本当、毎回コメントありがとうございます!! (2017年1月1日 16時) (レス) id: f31635bc29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:血桜 | 作成日時:2016年8月17日 11時

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