人形少女は黄瀬涼太に好かれているようです【黒子のバスケ】

黄「第四十話っス!!」『ハト､帰ッテ､来タ』黄「それは良かったっスけど…赤司っちが…」『…フッ』黄「鼻で笑った!?人形が鼻で笑った!?」『面白イ､カラ』黄「悪童だ｡この子悪童だ｡でもかわいいから許しちゃうっス!!」← ページ43

─黄瀬side─

今日は､Aっちにあることを教わる｡

それは…

黄「Aっち!!マジック教えてほしいっス!!」

そーっス!!

マジックっス!!

『…何ノ､ヤツ?』

黄「前にやった､手開いたら花が出てきたヤツっス!!」

まあ､マジック教えてほしいっていうか…

もっと､Aっちと距離を縮めたいのもあるんスけど…

つか､距離を縮めたいだけ…なんて…

『…コレ…?』

当たり前のように､握り締めた右手から小さな花を出したAっち｡

黄「それっス!!」

『…イイヨ』

俺に小さな花を渡してくる｡

これ使え､ってことかな?

黄「で､どうやるんスか?」

『フツウ､ニ…』

黄「…フツー?」

『フツウ』

黄「(´・ω・｀)」←

これ､かなり時間かかるっスね｡

＊＊

黄「んー…?」

花の隠し場所や､それを移動させるっていう
タネは分かったっスけど…

意外に難しい…

黄「こう…スか…?」

教えてもらった通りにマジックをやってみる｡

けど､

『今､花､見エタ』

失敗｡

黄「コツとかないんスか?」

『…ミスディレクション』

黄「ミス……え?」←

『テツヤガ､得意』

黄「黒子っちが?つか､そのミス…何とかって
何なんスか?」

『…テツヤニ､聞イテ』

文化人形がそう言うと､Aっちは立ち上がって､その場から去ってしまった｡

とりあえず､ミス何とかっていうのを
聞いてこいってことっスかね…

まあ､Aっちと距離を縮めるためだ

頑張るっスよ!!俺!!

紫「んーとね…第四十一話だよ〜」黄「悪童でもかわいいなら､すべて許していいと思うんスよね」緑「悪童は悪童なのだよ｡かわいくても許したくは…」『ミドリン…?』緑「…仕方ないから許してやるのだよ」←紫「かわいい悪童って怖いね〜」花「…(ﾁﾗｯ」←黄「いや､まだまだっスよ､出番」→←赤「第三十九話だ」『…ハト､帰ッテ､来ナイ』黄「え?でも､自分で帰ってくるんじゃ…」『…来ナイ…』赤「ほんとに帰って来ないんだな?」『来ナイ…』赤「探してくる」←『嘘ダケド』黄「もう行っちゃったっスよ!?」

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