人形少女は黄瀬涼太に好かれているようです【黒子のバスケ】

青「ハトがうるせぇ…あ､第三十七話だ」赤「勉強会するぞ」『帰ル』赤「黄瀬も勉強会するんだぞ」『…黄瀬ッチ』黒「黄瀬くんになつきすぎてませんか?僕にはなついてくれないんですか?」←『黄瀬ッチ…』黄「何この子かわいいんスけど」← ページ40

─黄瀬side─

赤「青峰､黄瀬､A｡前の小テストの点数を言ってみろ」

青「あー…14…?」

黄「35…だった気がするっス」

『…三十七』

あれ､Aっちの点数がかなり低い

赤司っちのうちに引き取られたって言ってたし､頭いいのかと思ってたっスわ

赤「…どうしたらそんな点数取れるんだ」

青「ザリガニの世話」←

黄「Aっちに萌える」←

『ゲーム』←

赤「勉強しろ」


ぷい｡


赤「Σ(￣ロ￣lll)」←

ぷいってしたAっちかわいい←

赤「黄瀬､お前から何か…」

黄「えー…俺､勉強したくないんスけど…
つか､何で俺なんスか…」

赤「Aがお前になついてるからだ」

なついてる､か…

そうじゃなくて､恋愛の方で好きの方が
いいんスけどね…

黄「勉強…Aっちも嫌っスよね?」


こくり｡


赤「くｯ…こうなったら…」

すっ､とポケットからハサミを出した赤司っち｡

もう逃げようかな←

赤「勉強会に参加しなければ､お前らの前髪は…」

『大輝ガ､イナイ』

赤/黄「は?」

…確かに､いなくなっていた｡

赤「アイツ…」

黄「俺らが話してる隙に逃げたんスね…」

前髪…

そう小さく呟いて､赤司っちは教室を出て行った｡

もう､ご愁傷さまとしか言いようがないっスね｡

黒「第三十八話です」青「勉強会なんてやりたくねぇよな」『勉強会､反対』黄「そーっスよ!!勉強会反対っス!!」赤「前髪､切られたいのか…?」青「勉強会するぞ」黄「勉強会するっス」『…イジワル』赤「勉強会反対!!」青「何なんだよ､お前」→←『第三十六話』あ「くしゅっ…」黄「くしゃみって､どうやったら止まるんスか?」黒「僕に聞かれても…」あ「くしゅんっ!」黄「とりあえず､アメいるっスか?」『イル!』黒「何でアメなんですか…」あ「……」黄「止まったっス…!!」黒「偶然ですよね?」

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