人形少女は黄瀬涼太に好かれているようです【黒子のバスケ】

緑「第三十五話なのだよ」あ「くしゅんっ…」黄「くしゃみ止まんないっスか?」『止マラナ…』あ「くしゅんっ!」緑「…風邪か?」『タブン』あ「くちゅっ…」『…舌､噛ンダ…』黄「大丈夫っスか!?」『ダイジョ…』あ「くしゅんっ!」緑「大丈夫じゃなさそうなのだよ」 ページ38

─黄瀬side─

あ「ひっく…ひっく…」

止まらないAっちのしゃっくり｡

かわいいけど､止めてあげなければ｡

黄「何かに集中すれば止まるんじゃないスか?」

青「ならバスケしよーぜ」

黒「しゃっくりしながらバスケはキツいと思いますよ」

青「なら何すんだよ?」

緑「読書や単独作業は集中できるのだよ」

読書…

俺が嫌っスわ←

単独作業は…

何するんスかね?

紫「単独作業ってさ､何すんの?」

緑「それくらい自分で考えるのだよ」

あ「…ひっく…」

何か思いついたのか､ハンカチを
手にするAっち｡

右手を出して､その上にハンカチを被せて…

バッ､と勢いよく引いた｡

すると､見たことあるような白いハトが三羽ほど飛び出した｡

青「またハトかっ!!」

赤「もっと集中できるマジックにしてくれ…
あと､動物のマジックは控えてほしい」

『集中デキル…マジック…』

あ「ひっく…」

バッグをあさり､トランプを取り出している｡

テレビでよく見る､トランプのマジックかな｡

あ「……」

『止マッタ』

桃「あの頑張りは何だったんだろう?」





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あ「ひっく!」

いきなりのしゃっくりで驚いたのか､持っていたトランプを投げてしまったAっち｡

トランプがヒラヒラと落ちる｡

全「……」←

あ「ひっく…」

黄「…トランプ､集めよっか｡Aっち」

あ「…ひっく…」

『第三十六話』あ「くしゅっ…」黄「くしゃみって､どうやったら止まるんスか?」黒「僕に聞かれても…」あ「くしゅんっ!」黄「とりあえず､アメいるっスか?」『イル!』黒「何でアメなんですか…」あ「……」黄「止まったっス…!!」黒「偶然ですよね?」→←黒「第三十四話です」あ「くしゅんっ…」黄「今のくしゃみっスか?くしゃみっスよね!!かわいいくしゃみっスよ!!」あ「くしゅっ…くしゅんっ…」黒「大丈夫ですか?」『ダイジョ…』あ「くしゅんっ!」黄「ぐはっ//」←

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