黒「第三十話です」『黄瀬ッチ』黄「なんスか?」『後ロ､ノ…ショウ､メ…ン､ダーレ…?』黄「え?ちょ､人形どうしたんスか?壊れちゃったんスか?ていうか振り向きたくないっスよ!!」『フ…フフッ…』黄「後ろにいる人誰っスか!?」赤「俺だ」黄「お前かっ!!」← ページ31
─黄瀬side─
コンコン､とAっちがいるはずの
部屋のドアをノックした｡
返事はないけど､ドアは開いていた｡
黄「入るっスよ…?」
点いていなかった電気を点ける｡
そして目に入るのが､寂しそうにうずくまっているAっち｡
黄「話､聞いたんスけど…赤司っちは､推測だって言ってたんスよ｡だから､ほんとのこと…
教えてほしくて…」
……｡
黄「やっぱ､嫌っスか…?」
『聞クモ涙､語ルモ涙ノ物語』
雑に置かれていた文化人形が喋りだす｡
『トアル､サーカス団ニ､拾ワレタ､幼イ少女
アル日､ソノ少女ハ､ピエロトシテ､舞台ヘト｡
少女ガ､金トナル､コトガ､分カッタ､サーカス団｡
毎日､毎日､少女ヲ､傷ツケ､完璧ナ､ピエロヲ､求メタ｡
素朴ナ､少女ノ､精神ハ､蝕マレテイク｡
ソシテ､イツノ間ニカ､感情ヲ､忘レタ少女
操リ人形ノ､ヨウニ､ピエロトシテ､動イタ…
喋ルコトモ､ナク
何カヲ､感ジルコトモ､ナク…』
話は終わりなのか､文化人形は喋らなくなってしまった｡
黄「A…ち…今の､話…」
…こくり｡
短かったけど､悲しい物語
涙が止まらなかった｡
黄「っ……」
なでなで､と小さな手が俺の頭を優しく撫でてくれる｡
ピエロはみんなを笑わせるものだから…
だから､今でも誰かが泣いてると放っておけないのかもしれない
Aっちは､まだピエロなのかもしれない｡
紫「第三十一話だよ〜」黄「青峰っちをビビらせたいっス」『…後ロノ､正面…』黄「あ､それ､意外に怖かったっスよ｡文化人形が壊れた感じとかも」『大輝､怖ガラセル』黒「それ僕も手伝います」桃「あ､私も!!」青「聞こえてるからな」←→←青「第二十九話だぜ」赤「お前の後ろの人…誰なんだ?」青「その手には引っかかんねーよ」『…ツマラナイ』青「うるせーな｡何回も同じ手には引っかかるほどバカじゃねぇんだよ､俺は」『違ウ､方法デ…』青「頼むからやめてくれ｡黄瀬にやってくれ」
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英西 - はい!気長に待ちます！ (2016年1月25日 23時) (
レス) id: fcd5ac110b (このIDを非表示/違反報告)
血桜(プロフ) - 英西さん» 一応、描いてはみたんですけど…あれですね。画力なし← とりあえず上手く描けたらイメ画を投稿してみようと思ってるので、それまで待ってもらえると嬉しいです！ (2016年1月21日 18時) (レス) id: f31635bc29 (このIDを非表示/違反報告)
英西 - 夢主ちゃんのいめがみたいです！！ (2016年1月21日 10時) (レス) id: fcd5ac110b (このIDを非表示/違反報告)
血桜(プロフ) - キーボー( ´艸｀)さん» 気づかなかったです(ノ´∀｀*)ﾃﾍｯ 気をつけますねっ!! (2016年1月1日 23時) (レス) id: f31635bc29 (このIDを非表示/違反報告)
キーボー( ´艸｀)(プロフ) - 16話人数制限が人形制限になってます笑 夢主ちゃん鍋にしようとしてかわいすぎ！(*´▽｀*) (2016年1月1日 23時) (レス) id: 3c06f2dd90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：血桜 | 作成日時：2015年12月26日 15時
