人形少女は黄瀬涼太に好かれているようです【黒子のバスケ】

緑「第二十六話なのだよ」青「俺､文化人形って不気味だと思うんだよな」黒「そうですかね?」青「不気味だろ｡暗いとこであれ落ちてたら､怖ェし」黒「!!」『暗イ､トコ…?』黄「怖い…?」黒「青峰くん以外を集めて作戦会議です」青「何するつもりだよ!?」 ページ27

─青峰side─

俺､赤司を全力で恨みてぇ

いや､もう恨んでるけどよ←

だって､こんな暗くて不気味な廃墟を
Aと歩いてんだぞ?

何か出てきそうで怖ェんだよ!!

青「おい､A｡余計なことしたらマジでキレるからな」


……｡


青「…頼むから何か言ってくれ」

『アッチ』

青「は…?」

『アッチ』

Aが文化人形を落とす

けど､その文化人形は倒れることなく立った｡

あの人形､やっぱそーゆーヤツだったのか!?

青「お､おい…?」

ちょこちょこ､と歩く文化人形の後をついて行くように歩くA

少し手を前に出しているのが気になる｡

それよりこんなとこに俺を置いて
行かないでくれ(泣←

『フフッ…』

青「な…何､だよ…?何笑ってんだよ…?」

『後ロノ､ソノ人…オ友ダチ…?』

青「ギャァァァァアッ!!!!」

その場に全力でうずくまった

これが俺の防御体勢だ←


カシャ｡


青「え…?」

『ダイジョウブ?』

Aの手にはカメラ

文化人形は､なぜか空中にユラユラと揺れながら浮かんでいる｡

青「に､人形…何で､浮かんでるんだよ…?」

『糸』

青「糸…?」

文化人形に明かりを向けて､目を凝らした｡

…あれ､何か糸で吊るされてるよな

青「マジでキレるぞ!?」

『…デモ』

青「あ…?」

『ホントニ…後ロノ､ソノ人…知ラナイノ…?』

Aの言葉にゾッとして､叫びながらその場から逃げたのは言うまでもない←

黄「青峰っち酷いっスよ!!あんなとこに
Aっちを置いて行くなんて!!」

青「俺は酷くねぇよ!!酷いのはAだろ!?
俺の後ろの人は誰だとか言いやがって!!」

『写真ト録音､完璧』

青「お前ｯ…!!」

『デモ､ホントニ､マダ､イルヨ｡大輝ノ､後ロニ』

全-あ「え」←

『冗談』

青「もう泣きたい」←

桃「第二十七話っ!!」紫「何か､肝試しつまんなかったね〜」桃「うーん…何か､雰囲気が足りなかったかなぁ…」紫「あ､でも峰ちんの叫び声は面白かった」桃「確かに｡すごかったよね､あの叫び声」青「黒歴史を掘り返すな!!」→←黒「第二十五話です」黄「誰かペア変えてほしいんスけど」緑「絶対に嫌なのだよ」紫「俺もムリ〜」黄「赤司っちとペアなんて嫌なんスよ!!」赤「本人がいる前で言うか?」『言ウ』赤「少しは味方してくれ…泣くぞ…?」『黄瀬ッチー』赤「スルーか!!」

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