人形少女は黄瀬涼太に好かれているようです【黒子のバスケ】

黒「第二十五話です」黄「誰かペア変えてほしいんスけど」緑「絶対に嫌なのだよ」紫「俺もムリ〜」黄「赤司っちとペアなんて嫌なんスよ!!」赤「本人がいる前で言うか?」『言ウ』赤「少しは味方してくれ…泣くぞ…?」『黄瀬ッチー』赤「スルーか!!」 ページ26

─黄瀬side─

黄「……」

赤「……」

一応､廃墟を肝試ししてるんスよ?←

でも､ペアが悪いからこうなるんスよ!!

赤「…何か言ってくれ」

黄「じゃあ､Aっちについて質問していいっスか?」

赤「まあ…ある程度なら答えてやる」

うわ､上から目線←

黄「Aっちって､何で喋らないんスか?」

赤「文化人形が喋ってるだろ」

黄「そーじゃなくて､Aっち本人がっスよ」

赤「あまり深いところまでは話せないが…
Aは､ピエロに声は必要ないと言うんだ」

ピエロ?

ピエロって､サーカスにいるあれっスよね

おどけたり､マジックしたりしてる｡

赤「サーカス団で､そう教えられたんだろうな」

黄「…それ､おかしくないスか?」

赤「何がだ?」

黄「Aっちがサーカス団にいたのって､
話からすると､まだ小学生くらいの時っスよね?」

赤「ああ｡小五の時くらいに､うちで引き取った」

黄「おかしいっスよ｡まだ小学生の子どもに
ピエロに声は必要ないって教えるなんて｡
サーカスに出るわけでもないのに…」

赤「…Aのことになると頭が回るんだな」

そりゃ愛しのAっちのことっスもん←

黄「まさか､サーカスにピエロとして出てた…とか…?」

赤「…ああ」

黄「それ､バレなかったんスか?」

赤「仮面を被っていたらしいしな…
それに､舞台からの距離感で身長とかは
誤魔化せたんだろうな」

そんな話をしていたら､

「ギャァァァァアッ!!!!」

という叫び声が聞こえた｡

黄「…今の､青峰っちっスよね?」

赤「Aが上手く怖がらせたんだろうな」

…後でバカにしてやろうかな←

緑「第二十六話なのだよ」青「俺､文化人形って不気味だと思うんだよな」黒「そうですかね?」青「不気味だろ｡暗いとこであれ落ちてたら､怖ェし」黒「!!」『暗イ､トコ…?』黄「怖い…?」黒「青峰くん以外を集めて作戦会議です」青「何するつもりだよ!?」→←赤「第二十四話だ｡俺の扱いが酷い気がするんだが…」黒「そんなことないですよ､たぶん」緑「たぶんなのだよ」青「たぶんな」紫「たぶんだけどね」桃「うん…たぶん､酷くないよ」黄「酷くないっス､たぶん」『酷クテ､何ガ悪イ』赤「あえて扱い酷くしてるんだな?」『…何ガ悪イ』赤「何も悪くありません」←

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