弐 ページ4
死因は持病の発作。おそらく今日の夜中あたりだろう。
…え?何で分かるか?
私、こんなんだけと巫女さんしてて、妖力もあるんです。
まぁ、死ぬのが分かったところで、どうにかできるわけでも無いんですが…(苦笑)
今は巫女の仕事中。さっきのお二人はアルバイトの方で、一応私は正社員的な感じで立場も上なんですが、あのような扱いです、ハイ(-_-;)
もうお二人とも帰ってしまいましたし、
最期に掃除してキレイにして、せめてもの恩返しをしておきましょう。
それから誰もいない所…誰も知らない所に行って、黄泉からのお迎えを待つとしますかね。
そうと決まれば善は急げ。猛スピードで掃除を始め、今までに無いくらいキレイにして、
お参りまでしてから出た
行き当たりばったりの電車に飛び乗り、電車内に私一人になった頃に着いた終点で降りると、それからさらに山奥へと進む。
山頂には小さな神社があった。そのとたん目眩がして、境内に倒れ込んだ。
ーーあぁ、そろそろですかねーー
この神社の神様には悪いですが、もう起き上がることも出来ない私にはどうしようも出来ない
A「ごめんなさい、ごめんなさいッ。こんなものがこここで死んでしまう…」
私の意識は薄れゆく。
何も見えない、
何も聞こえない、
何も感じない。
その中で私はただひとつの事を思った。
ーーまた会えませんでしたねーー
私はこれを、あと何回繰り返すのだろう。
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作者名:黒鴉 | 作成日時:2018年12月21日 16時