灰色の化物は他世界を歩む【バトスピ】part2

良い女は強くなくちゃぁね(続) ページ42

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｢アタシのターン!折角だから見せてあげるわよ
アタシのもう一枚の切り札を!


全ての魔術を統べる、大いなる女帝!!
その姿にひざまつくが良いわ!
『魔導女皇アンブロシウス』Lv3で召喚よ!!｣








フィールドに魔方陣が展開され、召喚されるが如く
アンブロシウスは現れた

その姿は酷く美しい
まさにミトラの様な人間にはピッタリだ








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｢アタックステップ、アンブロシウスでアタック!
フラッシュタイミング!『ウィッグバインド』!

このターンの間効果の記述を持つステップ全ては
アタックとブロックは出来ないわよ!｣





アンブロシウスの効果で
ノーコストで使ったマジックの効果で
効果の記述を持つスピンクスとオンコットはブロック不可能


ならば








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ｷｷ｢ライフで受ける!｣



これでキキのライフは残り1

更にそれを叩き落とす様に
アンブロシウスは"再び"起き上がった






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｢(ﾆｲｨ…アンブロシウスのLv2,3の効果!
マジックを使用した時このスピリットは回復する!｣


ｷｷ｢!?｣








ブロックは不可能



マジックを使っても良いが
アンブロシウスの他に三体もスピリットが居る状況



ライフは残り1






キースピリットさえ破壊された相手にとって
絶望的な光景でしかない







ミトラは笑みを保ったまま
あの妖艶で末恐ろしい笑みのまま宣言した








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｢アンブロシウス、ラストアタックよ!｣


ｷｷ｢ううっ……くそっ!くそぉぉぉぉっ!!｣





アンブロシウスがキキのライフを削りきる
この勝負、ミトラの勝ちだ









キキのライフ:0
勝者:ミトラ


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生きていてくれれば充分なのに(セキトside)→←勝手にほざいてなさいよ(ミトラside)

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