閑話:犬猿の仲のアイツと ページ48
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双子1・2「「ほのか!」」
「やっほー!双子ちゃん達久し振り〜!」
イ「おい俺はまさかの無視か?」
未来に帰還してから暫く経ってほのかはイザーズ達が居る僧院に訪れていた。名目上は「現場視察」だがそれは双子達に会う為の言い訳である
ほのかが蘇らせたものの命と魂を弄んだ己の罪と向き合い僧院にて贖罪と魂の浄化に努める…所謂武士が御坊さんになるみたいにイザーズはここで抹香臭い生活を送る様になった。無論ずっと共に過ごして来た双子は類に無く彼に付き合っている訳だ
「あはは、まさか冷酷無比の黒魔術使いさんはたかが転生少女に無視されるだけでメンタル弱々なんですか〜?そんな事で一々気にする何てなーんて器の小さい男なのかしらぁ?」
イ「テメエ…引金になって少しは心配したんだが無駄な心配だったみてぇだな。どうせ戻って来るならあの天使に口の聞き方ぐれぇ直して貰った方が良かったんじゃねぇか?」
「
双子1「い、イザーズ様あまりほのかの顔を片手で挟むのは…」
片手で頬を蛸さん状態にされる自分を見て双子の片割れがイザーズを嗜め漸く解放される。見ての通りほのかとイザーズは以前と変わらずの犬猿の仲であった。それが双子達の悩みの種だと言う事を本人達は知らないのだが
「イザーズこそあたしが居ない間にそのひん曲がった性格どうにかしておか無かった訳⁉これ僧院で本当に反省してんの?」
双子2「イザーズ様はこの場所で今迄の所業を日々反省しています。いつもは真面目にしておられるんですがその…」
双子1(久々に自分と張り合える存在であるほのかが来て内心はしゃいでらっしゃると口が裂けても言えませんね…)
「ねぇねぇ?何で双子ちゃん目を逸らすの?ほのかさん変な事言った?」
思いっきり目を逸らされた
何故
イ「一々気にする何て小さい女だなぁほのかちゃんよぉ?」
「ムカッー!もう堪忍袋の尾が切れた‼ここで会ったが百年目、イザーズバトルしろ!「イザーズ」は逃げないんだろ弾の時言ってたもんな⁉」
イ「いいぜ前々から気に入らなかったんだここで少しはお前も大人しくなるだろ!」
デッキを構える両者
双子が半ば呆れて溜息を吐いた時世界で一番くだらないバトルが勃発したのだった…
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黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» すまん、また誤字った(^_^;)教えてくれて有り難うねー (2017年3月28日 16時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - 13ページの果実は華実で、ジェレイドがレジェイドになってるよ〜;; (2017年3月28日 16時) (レス) id: 9cd36ae493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2017年2月14日 9時