閑話:帰還した元不敗の女王の動乱_9 ページ43
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「はい私の大勝利〜!見たかこれが初代不敗の女王様の実力よ!」
ゾ「完膚なきまでに負けたぜ…」
ク(これはケチョンケチョンまでにやられたね…同じ元光主として同情するよゾルダー…)
フ「そもそもほのかに勝負を挑んだ兄様が悪いので自業自得です!」
バ「フローラの言う通りほのかにもしもの事があったらどう責任を取るつもりだ?魔族主幹の側近であり俺の恋人に敵うと思ったのか?」
ゾルダーに勝利してフィールドに戻ったは良いものの、それはそれで何だかバローネの背後に黒いオーラが見えた。これは完全に激おこである。しかもフローラまで怒っているとなると最早ゾルダー詰んだのでは?
呑気にVサイン決めている場合では無いと思いほのかはバローネとフローラの腰にバッと抱き着いた。仕方がない、勝者としてゾルダーに助け舟を出してやろう
「はいはい二人共怒らない怒らない!私の為に怒ってくれるのは嬉しいけど、私も私でバトルに乗っちゃったからお互い様って事にしてくれないかな?」
フ「ほのかがそう言うなら…今日だけは兄様の事を大目に見てあげるわ」
バ「…仕方がない。お前がゾルダーに情けをかけると言うのなら職務剥奪も無期懲役も無しにしてやろう」
ゾ「おまっ⁉ハァ〜………魔族のトップがこんなんでいいのかよ」
ク「知らずに虎の尾を踏んでしまった様だね…一応言っておくけど僕は必死に止めたから責めないでおくれよ?」
(バローネは激おこすると職権乱用するよね…)
以前オクトに行って一人鬼ごっこした時も怒ってたがこの恋人、容赦と言うものを知らないのか…これではほのかの行動一つでバローネが周囲に私情を含めた職権乱用しそうだ。気を付けねば
そう言えば前に弾と勝手に戦ったとしてイオラスとフローラをクビにしてたなぁと思い出に耽っていると___突然視界が高くなった。そして恋人の美男子と形容できる整った顔立ちがとても近くて……そこで漸く自分が「お姫様抱っこ」されている事に気付いた
「ババババローネ⁉一体何を⁉」
バ「部屋に戻るぞ、途中でバトルが祟って倒れたら俺の心臓が持たん。…あまり俺を心配させてくれるな。これ以上お前が無理をする姿を見たくない」
「……ひゃい…」
憂いた表情にこの体勢だからか顔を真っ赤にしてまともに返事が出来なかった。多分心臓が持たないのは自分の方だろうとほのかは思う
周りに好機な目で見られながらほのかとバローネは部屋へ戻ったのであった
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黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» すまん、また誤字った(^_^;)教えてくれて有り難うねー (2017年3月28日 16時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - 13ページの果実は華実で、ジェレイドがレジェイドになってるよ〜;; (2017年3月28日 16時) (レス) id: 9cd36ae493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2017年2月14日 9時