検索窓
今日:11 hit、昨日:3 hit、合計:11,674 hit

"ワルキューレ(半神)"(伊織side) ページ46

.

禍々しい光の柱を伊織は見ていた


それは近くに居るだけでも
気分が悪くなりそうになる




思わず口に手を抑え
伊織は暗黒バトラーの人間
タツミとシシに見つからない様隠れる







.








.








(あのシシって人…わざと力を放って…)








誘き寄せるつもりだ
十二神を持つ勇者一行を


この邪気しか感じられない力
エトシンモリ家の巫女が感じない筈がない





きっと此所へと来るだろう
それが罠と知らずに







.









「……知らせないと…」







バッ、と出すのは終焉ノ本(オワリノホン)と
伊織の象徴とも言える漆黒には似合わない栞

勿論使うのは猿の手だ



伊織の使うこの力、1つの噂を使い切らない限り
他の噂を使う事は出来ないのである









猿の手の指は後三本
奈瑞菜に知らせる事が出来れば__









.









.









「猿の手、この事を小桜奈瑞菜に_つっ!?(バッ‼」





「教えて」と言いかけた時
突然、攻撃を受けた

咄嗟に反応し攻撃を避けたが
コツ…と言う足音が聴こえ、前を見ると








.








シ「侵入者…何者ですか」


「‼」






.






(気付かれた‼)





伊織の前で立ちはだかる様に立つシシ

彼女は先程まで持っていたカードを持っておらず
威嚇する様に此方に片手を突きつけていた









.









.








「……私は伊織、定 伊織
あなた達…邪神皇を復活させようとしてるんでしょう
操るなんて無理に決まってる…

"邪神"を全く解ってない」



タ「!何故それをお前が…!?」








その問い掛けに伊織は瞳を伏せる


すると自分の真っ黒い髪が徐々に
光沢のある赤い髪へと変化し

瞳を開けるとその目は金色へと変わっていた





それは正に奈瑞菜が見た姿
その姿にシシは異常に反応する







.








.






シ「その光沢のある赤い髪…‼
 運命神(ノルニル)のウルズ!?」



「ウルズは私の母、私は…
"神と人間の間に生まれた"ワルキューレ(半神)
運命神の三姉妹の内、過去を司るウルズの娘だよ」





.

神は優しいものだから(続)→←知れば後戻りは出来ない(クロハside)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あやかまぼこ - 黒神白堊さん» はい!お互い、がんばりましょーっ!! (2016年7月22日 22時) (レス) id: cffa4dece1 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - あやかまぼこさん» 有り難う!かまぼこちゃんも頑張って! (2016年7月22日 13時) (レス) id: 4df41332e0 (このIDを非表示/違反報告)
あやかまぼこ - 黒神白堊さん» 更新頑張って!これからは読むし、書いてくよ! (2016年7月22日 12時) (レス) id: cffa4dece1 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - あやかまぼこさん» いえいえ〜( *・ω・)ノ (2016年7月21日 8時) (レス) id: 4df41332e0 (このIDを非表示/違反報告)
あやかまぼこ - こっちも驚きだぁ・・・ありがとう! (2016年7月21日 7時) (レス) id: cffa4dece1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒神白堊 | 作成日時:2016年4月12日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。