灰色の化け物は他世界を歩む【バトスピ】

追われるのも好き(続) ページ43

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バトルが終わり、約束通り
酉の十二神皇を手に入れた

ミトラはそれを大事そうにポーチへ入れると
その場に膝を着いてしまったイヌイに
視線を移す









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｢約束通りゲイル・フェニックスは貰って行くわね
＿＿自分の力に酔いしれた"弱虫亥"(ﾆﾔ｣


イ｢っ!!｣









ちょっと挑発してみたが
イヌイは反発してこない





(所詮、そんなものよね)








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力に呑み込まれ
飲み干す事さえ出来ずに呑まれた、
と言うのが正しいのかもしれない


それを折られれば
弱い人間は直ぐに落ち込み、再起すらしないのだ








もう良いわよね、と思い
立ち去ろうとすると……









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イ｢ミトラ・ブルンヴァルト!!
　次､バトルした時、俺、負けない!!
　お前、倒す!!｣｣



｢！…フフッ、出来るものならやってみなさい?
じゃあね｣








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そう言ってミトラは歩き出す

良い女は追われてナンボよね、なんて思いつつ




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ミトラ・ブルンヴァルトの設定→←最強なんて誇ってるからよ(続)

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