灰色の化け物は他世界を歩む【バトスピ】

そうなったら銃刀法違反だろ ページ37

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あの一部始終を見てから
奈瑞菜達は近くの町で宿を取った

宿には自分達しか居らず
随分殺風景だ








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｢侘しい所だ｣

キ｢ですね、私達しか居ませんし…｣









そんな事を言っていると
この町の人間であろう老人が
会話に入って来た



話によるとつい最近まではこの宿は
旅人で溢れかえっていたらしい

しかし、突然の何者かによる道の封鎖で
通れなくなってしまった






その人間はカードバトラーで
まるで牛若丸の弁慶みたいな男だ









その事を話した駿太にメイは…









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メ｢駿太兄ちゃんの所じゃ皆刀を持ってるの!?｣

ヨ｢物騒な世界だな」



駿｢大昔の話だってば‼｣


｢駿太の言う通りだ、
そもそも銃や刀を持っていたら捕まってしまうぞ｣







日本は、だが

奈瑞菜にとってはそんな時代､昔でも
何でも無いのだから


そもそもこの世界は
武器を持ち歩いても良いんじゃなかったか









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ク(俺…銃まだ持ってんだけど…
　あの頃のがそのまま)←









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そんなこんなで、偶然両親が
隣町に買い物に行き戻って来れなくなって
しまった息子のトアは

祖父の目を盗んではそのカードバトラー､
ノブシーに勝負を挑もうとしていると言う








就寝に入り布団を被りウ暫くトウトとしていた

後もう少しで寝付けるところで
全員､駿太の声に起こされてしまったが









駿｢お前何してるんだー‼｣


｢五月蝿い…おい、駿太何が………
‼小僧さっきの!｣






駿太の部屋に行ってみると
ドアから老人が話していた少年、トアが飛び出した

駿太も｢待てー！」と言いながら
トアと同じ様に飛び出して行ってしまい……







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｢…何だった、の…本当…｣



それでも大体の事が察する事が
出来たのは何故だ









エ｢奈瑞菜さん！何があったんですか!?｣


｢駿太が自分のデッキを盗られたらしい
私達も行くぞ｣








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トアが行こうとしている場所なんて想像がつく

奈瑞菜達は急いで駿太達を
追いかけて行った



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会わせてやりたいんだろう→←物事には原因と言うものがある

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