カゲプロの恋愛小説だぁぁあ！【クロハ】 (ページ26)

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24話ページ26

セト)「…そうだったんすか…」

僕はセトに
過去の事を話した…

セト)「俺…向こうに行って来るっす…！」

そう言って、セトは走って行った…

僕が、ベンチに座っていると、

「おい…」

と声をかけられた…

振り向くと、
クロハが居た…

A)「クロハ！！」

クロ)「A、久々だな…」

A)「一緒に遊ぼうよ！！」

クロ)「分かった…ほら、行くぞ！」

そう言ってクロハが

僕の手を掴んで、立たせた

少しだけ…
優しい所あるじゃん…

不覚にも何故かドキッとしてししまう

それと同時にユウキを思い出してしまい、少し悲しくなる…

でも、折角だから、楽しまないと！！

クロ)「おい！あれ行くぞ…！」

そう言って、クロハが指したのは、

お化け屋敷…

無理ぃぃぃぃいい！！

楽しめないぃぃいい！！

そんな事している間に、

クロハは、
僕を無理矢理入らせた

もう…嫌だ…

A)「ひぃぃぃいい！？」

やっぱり…無理…

怖いぃぃぃいいい！！

堪らなくなって、クロハの服を掴む…

クロ)「…ッ/////」

A)「ぎゃぁぁぁああ！！悪霊退散んんん！！！」

結局、クロハの服を両手で掴んだまま、外に出た…

それからは、ジェットコースターに無理矢理乗せられたり…散々だった…

そして、最期に観覧車に乗ることに決まって…

今、向かっているところ…

すると…

僕を殺したお父さんと…

ユウキを死に導いた、ユウキのお母さん…麗奈が居た

A)「お…父さん…？」

そう言うと、
お父さんは気が付いたのか、こちらに向かって来る…

クロハは遠慮して、向こうに行ってしまった…

A)「嫌…嫌だ…」

父)「まだ死んでなかったのかよ…
今度はちゃんと死んでもらわないとな？」

僕は睨みつけたかった…

だけど、何故か涙が溢れる…

A)「嫌だ…嫌、嫌！！」

父)「ちょっとついて来い」

お父さんは僕の手を掴もうとした…

ﾊﾟｼｯ

だが、その手は誰かの手によって遮られた…

？)「やめたら？Aのお父さん…？」

クロハ？

最初はそう思ったけど、違う…

麗奈)「何、で…」

麗奈も驚いていたけれど、僕の方がずっと驚いている

何で君が居るの…？

何で僕を助けたの…？

この最低な僕の事を…