19.大掛かりなお茶会 ページ20
昨日と同じように、夕食や入浴を終えた。
昨日と違うのは、全てが終わった食堂で、大掛かりなお茶会が開かれていることである。
森山「なんで皆もいるんだ?俺は、Aちゃんしか誘ってないのに…」
ブツブツと文句を言う森山に、笠松が苦笑する。
笠松「いや、なんか、あいつ等がな…」
笠松の視線の先には、キセキの3人。
大坪「でも、全員でお茶会はないんじゃないか?」
そう。全員。
この合宿に参加している全員が、この食堂に集まっている。
今吉「まあええんちゃう?みんなで親睦を深めても」
今吉は、どこか楽しそうだ。
リコ「私もAちゃんを手伝いに行こうかなー」
桃井「あ、じゃあ私もー」
今1人でお茶の準備をしているAを手伝おうと、リコと桃井が席を立とうとした。
日向「ストップ!監督、疲れてるだろ?今日のところはAに任せようぜ」
青峰「さつきー。お前はここにいろよ?じゃないと、俺達が死n((黄瀬「わーーー!!?青峰っち、ストップっス!」
爆弾発言をしようとした青峰の口を、黄瀬が慌てて塞いだ。
緑間「も、桃井。お前は座っているのだよ。今は高尾が手伝いに行っているから、問題ないのだよ」
冷や汗ダラダラの緑間と日向の説得によって、リコと桃井は渋々席に着いた。
Aと高尾を待ちながら、テレビをつけてニュースを見ていた。
《次のニュースです。一昨日の朝、薄桜学園の校庭で、1人の女生徒の死体が発見されました。》
なんとなく聞き流していたニュースに、誠凛が反応した。
いきなり食い入るようにニュースを見出した誠凛に、他の学校の者は驚く。
諏佐「なあ、どうしたんだ?」
小堀「薄桜学園…?」
他の学校の者達も、ニュースを見る。
《死体で発見されたのは、高等部の一年生です。この女生徒は、中等部から虐めを受けており、それが原因で、屋上から飛び降りたようです》
リコ「薄桜学園…」
日向「高等部…」
伊月「中等部から…」
小金井「いじめ…?」
《この女生徒は遺書を残しており、そこに書かれていた内容から、虐めの主犯は同学年の女生徒だと判明しました》
降旗「遺書…」
福田「同学年…」
《学園側は、虐めを肯定しており、主犯と思われる女生徒は、傷害などの罪で逮捕されました》
河原「逮捕…」
《尚、薄桜学園では、1人の女生徒が行方不明になっており、この生徒も虐めを受けていたとのことです》
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沙夜(プロフ) - あすあすさん» 返信遅れてごめんなさい。応援ありがとうございます!主人公書いていただけるんですか??とっても嬉しいです(*´ー`*) (2015年8月16日 19時) (レス) id: 89126b3f93 (このIDを非表示/違反報告)
沙夜(プロフ) - はるはさん» 返信遅れてごめんなさい。応援ありがとうございます!名前、沙夜に変えました! (2015年8月16日 19時) (レス) id: 89126b3f93 (このIDを非表示/違反報告)
あすあす(プロフ) - 初めましてあすあすです。とっても面白いです!これからも頑張ってください(^∇^)もし良かったらですけど…主人公描いてみてもいいですか?ダメだったらいいですけど (2014年4月18日 20時) (レス) id: d24780b6ce (このIDを非表示/違反報告)
はるは(プロフ) - おもしろいです。更新頑張ってください (2014年3月2日 21時) (レス) id: d7e914d800 (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - お礼をいうのは私です。楽しみです。 (2014年1月1日 15時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙夜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/annzuamenoheya/
作成日時:2013年4月15日 23時