【ブラコン×黒バス】家族事情

第五衝突 ページ6

A「えっと･･･桃井さん、に。赤司君、青峰君、緑間君、黒子君、紫原君･･･
それと黄瀬君･･･！」


あれから数十分。なぜか本題そっちのけで赤司君に全員の名前を覚えさせられていた。
私が覚え終わる頃には少しずつこの空間にも慣れてきたのであった。

赤司「ちゃんと覚えたようだね。じゃぁ本題に入ろうか。」

ようやく、話に入るようだ。
私は少し身構え彼の言葉を待つ。

赤司「君のお兄さんの高校、大学のことについて聞いてきてくれないか？」

A「へっ・・・？」

赤司「そこそこ名前の知れた選手だ。進学の役にたつと、と思ってな。」

A「あぁ・・・そんなことですか。それなら聞いてみます･･･」

赤司「ありがとう。あと、君にこの部のマネージャーも勤めて欲しい。」

A「あ、はい・・・。え？」

ここで桃井さんが口を開く。

桃井「やった！一人じゃ少し寂しかったんだ。Aちゃんとも仲良くなりたいし、
いいんじゃないかな？」

赤司「よし、決まりだな」

A「え、でも！」

赤司「俺の連絡先、渡しておくよ。お兄さんのことよろしく」

強引に連絡先を渡し、赤司君はみんなに「今日は解散」とだけ告げ一足先に
部室をでで行くのであった。

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