検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:140,695 hit

第二十二衝突 ページ25

A「あ、れ・・・・赤司君。どこに行ってたの・・・」

部屋を開ける音で起こしてしまったらしい。

赤「すまない。お粥を作ってきたんだ」

A「本当・・・?じゃぁ頂こうかな」

Aのベッドの横に座る。彼女は上半身をおこし、
お皿頂戴?と、手をさし出してくる

赤「だめだ。」

A「え?」

赤「病人自身に食べさせるわけには行かない。」

スプーンにお粥を載せさまし、あーん、と差し出す。

A「いやっ!自分で食べますっ」

赤「うるさい」

そのまま無理やりスプーンを口に突っ込んでやる。
一瞬むせそうになるがなんとか持ちこたえたようだ

A「っ・・・・!わ、わかった!食べさせてもらうからそれはやめて!」

赤「それでいい」

少しずつ食べさせる。その間簡単な話をする。

赤「君の部屋に、猫を入れたやつを知りたくないか」

A「知りたくないよ。私がこれ以上騒ぎを起こしてももっと家に居づらくなるだけだし・・・」

赤「やる前から諦めるのか?」

A「私が黙ってれば、すむことだから・・・」

赤「それは違う。猫のことを知ってる奴はもういるだろう」

A「そう・・・だけど」

悲しげに目線を下げる彼女。
本当に、迷惑をかけたくないようだ。
だが、僕と光が組んでいるのにこんな結末は許さない。

赤「わかった。じゃぁ僕のとこにお嫁に来い」

A「は、はぁ・・・!?」

赤「お嫁、と行かなくても僕の家に来ればいい。」

広いしな、と呟き相手の反応を見る。
顔を真っ赤にしながらもAは口を開く

A「赤司君の言ってることむちゃくちゃだよ・・・。でもわかった。私、誰がこんなことしたか知りたい。」

赤「それでいい、お前は自分の身の回りだけ注意していればいい。あとはまかせろ」

A「うん、ごめんね・・・」

赤「大丈夫」

きちんと、僕の作ったお粥を食べさせ僕は帰ることにする。

赤「僕はもう行く。明日はちゃんと学校に来い。」

A「頑張るよ」

赤「それじゃ」

A「またね」

第二十三衝突→←第二十一衝突



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (231 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
358人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うたプリ大好き?(プロフ) - このストーリーはこれで終わりなのでしょうか?続編は書かないのでしょうか? (2017年3月3日 0時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
猫個々子 - 赤司君が主人公にお嫁にこないかか言った時にはビックリした!! (2014年4月5日 17時) (レス) id: ac27cf0abe (このIDを非表示/違反報告)
あい★(プロフ) - 赤司が夢主のジュリにしか見えません笑とてもおもしろいです!!笑 (2014年1月12日 13時) (レス) id: b5e62ae7b4 (このIDを非表示/違反報告)
//七海////ゆかぜ//(プロフ) - 主人公ちゃんかっこいい//// がんばってください! (2013年12月27日 2時) (レス) id: 3a04a00d20 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 絵麻ちゃんちょっと怖いかも…でも続が早くみたいです。がんばってください (2013年12月22日 15時) (レス) id: fae535b7a5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梨音 | 作成日時:2013年11月8日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。