第十二衝突 ページ14
A「え、ここ・・・？」
確かに広そうな家だった。
まるで豪邸のような･･･いや豪邸か。
心の中で冷静につっこみ、赤司君に手を引かれるがままについていく。
召使「赤司様。おかえりなさいませ」
赤司「友達だ。茶を用意しろ」
召使「はい」
A「あれは・・・？」
赤司「見ればわかるだろう。親ではないよ。」
ここだ。と言われたくさんある扉の一つを開く彼。
中は広く必要最低限のものしかおいていない。
A「赤司君の･･･部屋ですか･･･？」
赤司「そうだが。」
あの時は混乱してて言われるがままついてきたけどこれってまずいんじゃないですか！？
突然恥ずかしさがこみ上げてきて真っ赤になり固まる私。
赤司「適当に座れ。」
A「う、うん･･･」
部屋の端の方にちょこんと座る私。
そんな私を見てやっぱりこっちに座れと、
ベッドに座ってる赤司君がとなりを指す。
A「え、いや、でも･･･」
赤司「僕の言うことは？」
A「へ！？」
召使「ぜったーい。赤司様紅茶をお持ちしました。」
どこからか、スッと召使さんが出てくる。
赤司「おいとけ。」
召使「はい。夕飯の支度が出来たら呼びますので、ごゆっくり」
赤司「わかったか。」
僕の言うことは絶対ですか・・・やっぱり普段の赤司君じゃないみたいだな
考えながらも赤司君の隣に座る私。
それでいい。と軽く赤司君が私の頭を撫でる。
なぜが懐かしい気持ちになり泣きそうになってしまう
そんな私を見透かすように彼は泣いていいぞ、と
追い討ちをかける。
A「あか･･･しくんっ････」
赤司「話くらいは聞いてやる」
赤司君はまるで全てを知っているかのように呟き
私を優しく抱きしめる。
それも、暖かく懐かしい匂いがした。
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うたプリ大好き?(プロフ) - このストーリーはこれで終わりなのでしょうか？続編は書かないのでしょうか？ (2017年3月3日 0時) (
レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
猫個々子 - 赤司君が主人公にお嫁にこないかか言った時にはビックリした！！ (2014年4月5日 17時) (レス) id: ac27cf0abe (このIDを非表示/違反報告)
あい★(プロフ) - 赤司が夢主のジュリにしか見えません笑とてもおもしろいです!!笑 (2014年1月12日 13時) (レス) id: b5e62ae7b4 (このIDを非表示/違反報告)
//七海////ゆかぜ//(プロフ) - 主人公ちゃんかっこいい//// がんばってください！ (2013年12月27日 2時) (レス) id: 3a04a00d20 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 絵麻ちゃんちょっと怖いかも…でも続が早くみたいです。がんばってください (2013年12月22日 15時) (レス) id: fae535b7a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨音 | 作成日時：2013年11月8日 0時
