検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:140,698 hit

第一衝突 ページ2

A「んーっ・・・」

気持ちいい朝。
ベッドの上で背伸びをし、ベッドから出る。
手早く着替え鞄を持ち、リビングへ。
いつもどおりの朝だ。
こんな幸せな''いつもどおり''がずっと続けばいい、
いやきっと続く。なんてポエミーなことを考えながら
リビングにいくと右京兄さんが朝ごはんの支度をしていた。

A「おはようー兄さん!手伝うよ!」

右京「おはようございます。いつも朝からありがとうございます。」

''今日はお皿をお願いします''と微笑を浮かべる右京兄さんに対し、
わかりましたー!と答えてきぱきとお皿を並べていく。
そんな中右京さんが、「そういえば、今日は新しい家族が・・・」
と、言いかけたところで騒がしい声が響き渡る。

椿「いもうっとちゃーん!おはよー!」

叫び声に近いほど大きな声で話さらには激突するかたちで
抱きついてくる椿。

梓「こら、椿。だめだよ、Aが死にそうになってる!」

A「あ、あずにぃと椿・・・おはよう・・・」

椿「えーいい加減俺のこともお兄ちゃんって呼べよなー!」

ぷくっと頬をふくらませ離れてくれる椿。
それに対し梓が「椿は普段の行いがね・・・」と意味深に告げた。

右京「少しは静かにしなさい。まったく。」

ご飯できましたよと、朝ごはんを運ぶ右京兄さん。
それにつられ、私も自分のごはんを席まで運ぶ。

椿「妹ちゃん学校だよね?風斗は起こさなくていいのー?」

A「あいつは起こしても起きないから諦めたよ」

椿「あははw風斗ざまー!」

そんな日常会話をしながら朝ごはんを食べ終え、玄関に向かう。

梓「A。今日は僕たちも同じ方向だし途中まで送るよ。」

椿「今日はAと一緒に通勤デー!」

A「うん、いいよ」

週に一回こうして梓と椿と登校できる日がある。
もちろん途中までなのだが。それでも嬉しいものだ。
・・・なぜかいつも手をつながれるのが不思議である。

第二衝突→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (231 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
358人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うたプリ大好き?(プロフ) - このストーリーはこれで終わりなのでしょうか?続編は書かないのでしょうか? (2017年3月3日 0時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
猫個々子 - 赤司君が主人公にお嫁にこないかか言った時にはビックリした!! (2014年4月5日 17時) (レス) id: ac27cf0abe (このIDを非表示/違反報告)
あい★(プロフ) - 赤司が夢主のジュリにしか見えません笑とてもおもしろいです!!笑 (2014年1月12日 13時) (レス) id: b5e62ae7b4 (このIDを非表示/違反報告)
//七海////ゆかぜ//(プロフ) - 主人公ちゃんかっこいい//// がんばってください! (2013年12月27日 2時) (レス) id: 3a04a00d20 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 絵麻ちゃんちょっと怖いかも…でも続が早くみたいです。がんばってください (2013年12月22日 15時) (レス) id: fae535b7a5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梨音 | 作成日時:2013年11月8日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。