【黒バス】心を閉ざした男装少女【帝光】

第8Q　「黒歴史」 ページ9

桃井「青峰君も唯斗も、どこ行っちゃたんだろ……」



3時間目。数学。


私、桃井さつきは誰も座っていない隣の席とその前の席を眺めながら呟いた。


そういえば、むっくんが唯斗に失礼なことを言ってたなーと思いだし、小さな声で唯斗の席の通路挟んで隣のむっくんに話しかけた。



桃井「ねぇ、むっくん！ 唯斗と青峰君知らない？」

紫原「知らねーし。あんなやつ」



案の定。
唯斗はむっくんと喧嘩したみたいだ。



桃井「むっくん、唯斗なんだけどさ……あの子に『背が小さい』は禁句なんだよね。一回、唯斗が変なヤツラに絡まれたときにね、その人達がチビ! とかいったんだけど……唯斗ったらきれて病院送りにしちゃったっていう黒歴史があるから」



私はアハハーと苦笑いをしながらそう言った。



紫原「ふ〜ん」

桃井「……怒った時の赤司君以上かも」



むっくんが信じてくれないみたいなので、私がそういうと、むっくんは少し顔が強張った。


赤司君にはちょっと悪い気がするが……まぁ、よしとするか!




＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊

どうも。

作者の＊コスモス＊です。

久しぶりに来て見たら、ヒット数＆評価数が増えていて驚きました!

しかも、まさかのお気に入りが一人!?!?

感謝感激です(＞_＜)

ということで、ｸﾞﾀﾞｸﾞﾀﾞ続くかもしれませんが、今後ともこの小説をよろしくお願いします！

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