【黒バス】心を閉ざした男装少女【帝光】

第４２Ｑ　「雷親父＆赤鬼」 ページ45

俺たちが体育館に着くと、他の人たちはみんな練習をしていた。



黒子「あ、紫原君に唯斗君。スポドリ見つかりましたか? こっちは全然で……」

「あぁ。見つかったよ。……とてつもなく悲惨な状況でね」

黒子・黄瀬・青峰「??? 」



俺がそういうと、テツヤ達の頭にはハテナマークが浮かぶ。


今から３人に説明しようとすると丁度赤司と真太郎が帰ってきた。



「あ、赤司! 見つかったよ。スポドリ」

赤司「そうか。じゃあこれはどうするか……」

「あ、いや、それは無駄にはならないかな」

緑間「どういうことだ? 」



俺はキセキたちをさっきのゴミ捨て場に連れて行くことにした。



「じゃじゃじゃん。こんな感じだね。びっくりだね」



ちょっとふざけ混じりで言っただけなのに真太郎にふざけるなと怒られた。


そうだ、今度から真太郎のことを雷親父と呼ぼう。



黄瀬「ひどいっすね……」

青峰「っ……誰がこんなことしたんだよ……! 」

黒子「……許せませんね」

緑間「何か心当たりはないのか? 」



真太郎の問いかけに、俺は首を横にふった。


そんな中、虹村さんも現場にやってきた。



虹村「こりゃまたひでぇな」



虹村さんも、見ると一言そう呟いた。



赤司「とにかく今から休憩にして、買ってきたドリンクを部員に配ろう。このことは俺達以外には他言無用だ。騒ぎになるといけないからね。正直犯人探しというのもあまりしたくないことだが、このまま放っておく訳にもいかないからな。なにかわかったら俺に報告すること。いいな? 」

「長い台詞をどうも」

赤司「お前は管理責任を怠ったということで休憩後に校庭３周だ」

「え」



真太郎が雷親父なら赤司は赤鬼と言った所だろう。


絶対そうだ。

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