【黒バス】心を閉ざした男装少女【帝光】

第３３Ｑ　「巻き込まれた」 ページ35

俺達が体育館に来てから２０分くらいたつと、一旦練習が中断になり、今週末の合宿の説明を赤司がすることになった。



黄瀬「唯斗っちは初めてっすよね。俺達との合宿」

「うん。楽しみだな」

紫原「え〜、めんどいじゃん」

「夢が無いなー。巨人だから仕方ないね」



俺が嫌みっぽくそういうと、「そういう唯斗ちんはガキだよねー。身長も考え方も」なんて言ってくるもんだから思いっきり蹴り飛ばしてやった。


そしたらなぜか真太郎に叩かれた。



「痛い。かよわい少年に何をしてくれるのさ」

緑間「何がかよわい少年なのだよ。みてみろ。赤司が今にもきれそうな勢いで殺気を放っているのだよ。しっかり話を聞け」



そういえば赤司の存在忘れてた。



青峰「赤司に殺されんぞ。お前」

「大丈夫。全部敦と大輝と涼太の所為にしておくから」

青峰「俺なんもしてねぇだろ!」

黄瀬「俺も何もしてないっすよね!?」

紫原「ひねりつぶすよ?」



わいわいがやがや。


結局赤司の話そっちの気で喧嘩をし始める。



虹村「おいてめぇら。主将の話くらいしっかり聞け」

赤司「もういいですよ。虹村さん。唯斗、青峰、黄瀬、緑間、紫原、黒子。お前らは校庭１０周。全員が終わったら練習に戻る事を許可する」



キセキ達が全員凍りついた。


そして、赤司が「早く行け」とうながすと、俺達はそそくさと校庭へ向かった。



黒子「僕達完全に巻き込まれたましたね」

緑間「あぁ。迷惑にも程があるのだよ」



そう呟いている真面目コンビには、俺達は全く気付かなかった。


ご愁傷様です。

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