第3Q 「初めまして」 ページ4
担任「では自己紹介をしてくれ」
俺が黒板の前に立ち少し髪をかきあげると、クラスの女子がキャァキャァ言い始めた。
そんなに俺ってカッコイイのか?
男装しているこっちからすると少し複雑な気持ちだ。
そんな事を思いながら、俺は自己紹介を始めた。
「えっと、俺の名前は木崎川唯斗です。少し緊張してるんで、その……いろいろと教えてくれると嬉しいです」
そういった後、ニカッっと爽やかスマイルを披露した。
その瞬間、女子が騒ぎ始めた。
単純だな。
担任「木崎川の席は一番後ろの開いてる席だ」
そんな女子をスルーし、担任が指差した席はまさかのさつきと隣の席。
さすが、しっかりおは朝のラッキーアイテムを持ってきただけあるな。
今度からも忘れずに持ってこよう。
俺が席に座ると、さつきが「カッコイイね」と笑顔で言ってきた。
周りの女子は、「桃井さんいーなー」「ずるいー」などとさつきに嫉妬している様子。
俺って案外女子より男子の方がいいかも知れないな……。
担任「じゃあ木崎川、休み時間に教科書などの配布物を配るから職員室へ来てくれ。後、空いた時間に学校案内を誰かにしてもらってくれ。もちろん、部活の見学も済ませて一週間以内に入部届けを出してくれ」
担任がそういうと、一時間目の授業が始まった。
なんともまぁ注文の多い担任だなぁと思いつつ、俺はさつきの教科書を見せてもらいながら真面目に授業を受けることにした。
それにしても、前の席の青いガングロ本当邪魔。
239人がお気に入り
「黒子のバスケ」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤司LOVE(ハート - ありがとうございます! じっくりと待っていますのでゆっくりお願いします! (2017年4月2日 21時) (レス) id: 65494989b5 (このIDを非表示/違反報告)
*コスモス*(プロフ) - 赤司LOVE(ハートさん» ありがとうございます! すごく嬉しいです(´∀`) おすすめに載せていただけるなんて、とても光栄です。更新遅くて本当に申し訳ないです……。 (2017年4月2日 18時) (レス) id: ae06d7439a (このIDを非表示/違反報告)
赤司LOVE(ハート - (おすすめに、です) (2017年4月2日 17時) (レス) id: 65494989b5 (このIDを非表示/違反報告)
赤司LOVE(ハート - 私も黒バスが大好きです! なので載せても良いですか? お返事ください (2017年4月2日 17時) (レス) id: 65494989b5 (このIDを非表示/違反報告)
*コスモス*(プロフ) - 花音さんの妹さん。いえいえ。気にしないでください。コメントしていただけてとても嬉しいですから(*´ω`*) 傀澄さんもすいません。私のミスで混乱させてしまいました……。二年生です! 本当に申し訳ございません! (2016年5月31日 20時) (レス) id: 6ab0dcf706 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*コスモス* | 作成日時:2015年7月19日 23時