【復讐】・・・けっきょくキセキって口だけなんだね・・・。part3

すみませんでした ページ15

黒「赤司君。」

赤「なんだいテツヤ？」

黒「上林さんの事で話があるのですが・・・。」

赤「・・・いいだろう。」






黒「単刀直入に言います。上林さんは何者ですか？」

赤「・・・オレはわからない。ただ一つ言えることはAは何もしていないということだ。」

黒「！？どういうことですか？」

赤「言った通りさ。」

黒「だって西城さんは血を流していましたよ？」

赤「意図的にやったならまだ治っていないはず。海水なんてもってのほかさ。」

黒「でもたまたまかもしれませんし」

赤「オレはその現場にいたんだ！」

黒「・・・え？」

赤「オレは見ていたんだ。西城が自分で自分を刺すところを。」

黒「じ、じゃあなぜみんなに言わなかったのですか？」

赤「それは・・・僕が弱いからだ。」

黒「！？」

赤「オレはあの後すぐに西城に言ったんだ。そしたらあいつはバラしたらイジメをひどくすると言って きたんだ。」

黒「そんな！じゃあ僕たちは今まで騙されていたんですか！？」

赤「そうだ。」

黒「・・・赤司君、いままですみませんでした。」

赤「いや、謝るならAに謝ってくれ。」

黒「・・・そうですね。」




Aさん。




あなたは今からでも





僕の事を許してくれますか？



赤「あ、そうだ。言い忘れていた。」

黒「？」

赤「もしAの味方になりたいのなら＜復讐＞を受けなければならない。」

黒「復讐・・・ですか。」

赤「大丈夫か？」

黒「Aさんの味方になるためなら！」



僕は何だってしますよ。

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