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42話 ページ48

sideA

A『それじゃ行ってくるわ。』

赤「ああ。」

お人形さんたちは東京の女子に人気のSNSで有名なカフェに集まるみたい。

征は近くの本屋に居るんだって。

それにしても、もったいないわよね。

今年のIH出ないだって。

私はそれで良いのだけれど…

あ、居た居た。

近くの席にバレないように座る。

桃「は、はじめまして!」

柊「…どうぞ。」

「こんにちわ〜」

ぞろぞろと予約席に座る女共。

「ご注文お伺いします。」

A『じゃあこの春限定、いちごの特大パンケーキとホットコーヒーで。』

「かしこまりました。コーヒーに砂糖、ミル…」

A『結構です。』

「かしこまりました。」

柊「!!」

バレたかしら?

桃「ふみちゃんどうしたの?」

本名の文からかしらね。

柊「ううん!何でもないよ。ピーチちゃん…」

こっちの名前も安易。

「お待たせいたしました。」

割と早く来たわ。

うーん…もっとパンケーキしっとりした方が好き。

あとメレンゲはもっときめ細かい方が良い。

お人形さんはぺちゃくちゃと雑談する。

恋バナ自慢に不幸自慢。

周りのお客に迷惑なんて考えず大きく話す。

そろそろ行こうかしら。パンケーキも食べ終わったし。

「いらっしゃいませ。お席は…」

赤「いや、もう連れが居るんで。」

聞き覚えのめちゃくちゃある声がする。

ナプキンで口を拭い、サングラスを取る。

赤「ここに居たんだね。」

お人形さん達は一気に黙り込む。

A『お迎えなんて頼んでないわ。』

赤「やっぱり君を1人にするなんて出来なくてね。」

やっと私の存在に気がついた?

桃「Aちゃ…」

A『あらあら、最初からそのくらいのボリュームで話しててくれれば私の有意義な休日は不快な思いなど一切ないのにね。あれだけ迷惑かけたのに貴方達は人に迷惑しかかけれない哀れな害獣ね。』

ふふん。無様なお顔。

A『ごきげんよう。あ、いつでもどこでも私は貴方達の行動が手に取るようにわかる。』

だって貴方達は私の哀れなあやつり人形だもの。

A『これに懲りたら少しは周りを考えなさい。』

ふう、スッキリ。

A『行きましょうか。征。』

赤「ああ、ついでに買い物しようか。」

元クラスメイトのお人形さんがナイフを持って走ってきた。

A『貴方の脳は鶏以下ね…』

そのナイフは蹴り飛ばされた。

赤「お前に何かしらの処罰を与える。」

言ったそばから迷惑かけてるじゃない。

A『おバカさん。』

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ミキミキ - 赤司と夢主との恋が素敵だと思います o(≧▽≦)o 頑張ってください! 応援してます(*^^*) (2017年8月30日 11時) (レス) id: 89615645c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2017年8月16日 11時

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