35話 ページ41
sideA
赤司「ただいま。」
A『おかえりなさい。征。』
出迎えると一気に機嫌が良くなる彼。
赤司「ただいま。」
今度は笑顔のただいま。
赤司「クラスにちょっとした噂話があってね。」
A『へー。どんな?』
赤司「立神Aという女は腹黒くて汚い女だって。」
この間のクラスメイトかしら。
A『征はそれになんて?』
赤司「特になにも。」
あら意外。
赤司「僕は口だけじゃ何も出来ないからね。」
A『あらそう。』
―翌日―
クラスの入るとクラスメイトの視線が気になる。
「ねえあの学校の裏サイトみた?(小声)」
「赤司君以外の男と喋ってる写真とかのやつ?(小声)」
ふーん…
ガンって近くの机を蹴り飛ばした。
一気に視線が集まる。
A『本人確認してない噂話が好きな下賎じみた皆さん。ごきげんよう。』
クラスメイトは一気に顔を青ざめる。
A『根も葉もない噂をネタにされるのを好き好む性分ではないので、はっきり本人である私に聞けば?質問ならなんでも受付けるわよ。』
私の計画の邪魔しないで。
シーンと静まる教室。
A『あら?さっきまで喋っていたお口はお留守かしら?』
赤司「はぁー…」
あとであのクラスメイトを奈落の底に突き落とす。
絶対に。
赤司(機嫌悪いのはこれだから厄介なんだ…)
「あの…じゃああの写真に写ってる人はだれ?」
A『それ、勝手に載せるのもプライバシー侵害だし、それを許可なく見てる貴方達も犯罪よ。しかも彼らは私の友達。何?男の子の友達居ちゃ悪い?』
「そういうことじゃな…」
A『じゃあどういう事?なに?彼氏居るのにみたいな?じゃあ貴方達は異性の友達は彼氏彼女が出来きたらすぐ切り捨てるの?随分と浅はかな友情ね。』
ますます空気が悪くなる。
「あははwじゃーねー。」
当サイトに載せたであろうクラスメイトが入ってきた。
「え…なに…?」
A『ちょうど貴女のような下女みたいな民衆が根も葉もない噂を立ててたから説明会してたのよ。』
すると
「やっぱりアンタ性格悪いじゃん!!」
どうでもいい所からのクラスメイトの指摘。
A『それが何か?』
「金持ちだから人を見下すんだよ!」
A『自分のステータスが弱いから人を落して自分を守ろうとする自己愛が過ぎた人間はこれだから嫌ね。』
そう言うと何も言い返せないのか黙った。
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ミキミキ - 赤司と夢主との恋が素敵だと思います o(≧▽≦)o 頑張ってください! 応援してます(*^^*) (2017年8月30日 11時) (レス) id: 89615645c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2017年8月16日 11時