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32話 ページ38

sideA

「お前らの進路希望はなんか違う…」

A『何がでしょうか?』

赤司「全く検討もつきません。」

「立神。どこの大学が明記しろ。赤司は何系に進むか決めとけ。」


「『失礼しましたー。』」

A『うーん…大学…4年大学卒業してた方が良いけれどそうなると子ども産むのは遅くなりそうね。』

晩産になると色々めんどくさいし

赤司「大丈夫。20代で産むのは確実だから。」

そうでしょうね。

A『でも結婚いつするの?征の誕生日が終わって征が18になったとして…すぐにセンター試験あるし、一般試験はその後だし…』

赤司「…うーん。」

悩んでる。

A『卒業とほぼ一緒かもしれないわね。』

赤司「そうだな。」

ん?翔からまたメール?

赤司「誰だ。そいつ。」

A『従兄だってば。』

帝光中の時にも言ったでしょ。

A『あまり束縛が過ぎると私居なくなっちゃうからかもしれないわね。』

赤司「………」

朝より眉間のシワが深くなった。

A『征はポーカーフェイスが苦手なのね。』

赤司「…Aだけだ。」

ポーカーフェイスしても無駄だろ。なんて言われた

眉間にキスするとポカンとする。

A『ほら征何をしてるの?授業始まるわよ。』

赤司「……口にしてくれ。」

A『いーや。』

なんてイタズラっぽく笑う。

赤司「僕を本気にさせた覚悟出来てるんだろう?」

私終了のお知らせ。


赤司「…君がその気にさせたんだ。」

いーや。違うわ。絶対に。

赤司「僕が授業中具合悪くなったら君のせいだから。」

帰るまでは出来うる限り我慢するっぽい。

我慢の邪魔しちゃいけないと思って征をちょっと避けたら、

赤司「僕…何かしたかい…?」

ちょっとだけよ?

手を繋がないとかそのレベル。

構ってほしい子犬みたいに…

A『はいはい。部活部活ー。』

って送り出そうとしたら、

今の子泣き爺状態になるってわけ。

A『征は欲望に忠実ね。』

赤司「…それは君もだろ…」

A『征、腕がみぞおち辺りに食い込んでるわ。退けて、それか緩めて。』

って言ったらすぐ緩めてはくれるけど

離しはしない…

A『はーなーしーて。』

赤司「…」

無視するの?

そう、わかったわ。

無理やり征の腕を掴み、私から遠ざける。

大成功。

赤司「あ…」

泣かないで。

赤司「うう…」

なんで泣くのって言葉を

A『征、なんで泣くの?』

飲み込めなかった。

また子泣き爺状態に逆戻り。

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ミキミキ - 赤司と夢主との恋が素敵だと思います o(≧▽≦)o 頑張ってください! 応援してます(*^^*) (2017年8月30日 11時) (レス) id: 89615645c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2017年8月16日 11時

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