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18話【赤司様side】 ページ22

僕は今、機嫌が悪い。

葉山「うーん…やっぱり1年マネージャーって上手なんだろうな」

実渕「それはそうよ。征ちゃんが認めた子なのよ〜」

Aが賞賛されるのは嬉しい。

が、肝心のAが傍に居ない。

柊「赤司くーん♡ドリンk」

赤司「僕は用心深いんだ。」

シャカシャカとドリンクを振るう。

柊「赤司くん、それ誰の?」

赤司「僕のだが。」

五月蝿い。

赤司「正確に言えばAが部活前に作ってくれた僕専用のドリンクだ。」

A以外のドリンクなんて飲めたもんじゃない。

柊「でもぉ〜赤司くんそこまでやってもらわなくても良い気がs」

助けてくれって思ったらAから電話だ。

家政婦を辞めさせたいらしい。

赤司「僕が帰るまで待てないのかい?」

A【貴方が帰ってくる頃には私は不機嫌よ】

それはいけないな。

僕が帰ってくる時に笑顔でいて欲しい。


柊文は僕の何が好むのか。

まあ、大方顔だろうな。

外見は大切な印象の1つだ。

それからもたらす人間関係もあるし…

赤司「ただいま。」

???

「おかえりなさいませ。征十郎様。」

僕は使用人の挨拶が聞きたいわけじゃない。

赤司「ただいま。」

あ、居た。

真剣にパソコンで操作するA。

赤司「ただいまってば。」

何回言ったら振り向いてくれるんだい?

ようやく振り向いてくれた。

A『あら、おかえりなさい。いつ帰ってきたの?』

やっぱり笑って出迎えられると気分が良い。


ん?

赤司「け、怪我してるじゃないか!」

切り傷!

なんてことだ!

A『ああ…さっきの征の割れてしまったコップを片してた時かしら?』

赤司「可哀想に…」

絆創膏で手当てしてあげた後にゆっくり撫でる。

赤司「片付けくらい使用人にさせれば…」

綺麗なAの指が傷をつけずに居られるのに。

A『だめよ。』

赤司「怪我を増やすのは感心しないな…」

A『征は執事が…そうねぇ…このコップを持っていたとします。』

このコップと指したのはAがよく使うコップ。

A「許可なく触るどころか割ってしまいました。そのコップの破片は使用人に片す?」

赤司「…僕はその使用人は一刻も早く家から追い出す。そして自分が片付ける。一欠片たりとも残さず。」

あ、同じか。

A『私と同じじゃないの〜。うふふ、気持ちわかってくれた?』

赤司「僕は人より心が狭いんだ。許せ。」

A『私はどんな征でも大好きよ。悪い?』

悪い要素が見つからないな。

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ミキミキ - 赤司と夢主との恋が素敵だと思います o(≧▽≦)o 頑張ってください! 応援してます(*^^*) (2017年8月30日 11時) (レス) id: 89615645c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2017年8月16日 11時

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