17話 ページ21
sideA
A『新しいコップ買おう…』
とりあえず、この人達も消すわ。
柊文について調べる事をことごとく邪魔するわね。
A『袋。』
「は、はい!」
A『貴女達はクビよ。クビ。さっさと荷物片付けてとっととこの家から出ていって。』
「そんなこと…急に言われても…」
A『急ですって?貴女達、昨日今日新しく入ったの?今までも何人か見てたでしょ。自分はこうなるっていう危機感がないからこうなるのよ。そもそも、この私と征の居住エリアに勝手に入って私の目を盗んで征のコップに触っただけでそれはもう重罪なの。わかった?』
A『ようやく調べる事が出来るのかしら…』
…家は普通の一般家庭。
両親は飲食店を経営しており、弟がいる。
心を抉るような深い傷を探しましょうか。
あら?この人、もともと大学付属の小中高エスカレーター制の学校じゃない。
あらあらあら。不祥事がいっぱい。
関係あるのかしら…
というか…なんて治安の悪い学校なのかしら…
赤司「ただいま。」
…流石に不祥事については表では名前は非公開ね。
そりゃあそうするわね…
赤司「ただいま。」
…さて、裏サイトへこんにちは。
赤司「ただいま。ってば。」
A『あら、おかえりなさい。いつ帰ってきたの?』
赤司「さっき。僕より柊文の方に夢中だったね。」
A『やめてよ。鳥肌がたつわ。夕飯すぐ作るわ。』
パソコンを1回閉じて部屋を出る。
A『征のコップ割った罪深い罪人が居たから、今日はこっち使って。』
赤司「また時間取って募集するか…」
A『お茶が良い?珈琲にする?』
赤司「お茶にしよう。」
A『あ、お湯湧いたわ。どれがいい?』
ダージリンとチャイティーと…
A『あ、煎茶。煎茶にしましょう。』
赤司「僕が煎れてみて良いかい?」
A『火傷しないでね。』
赤司「君は僕を何歳だと思ってるんだい?」
慣れないことする時って危ないじゃない。
A『今日の部活は楽しかった?』
赤司「地獄だ。」
最近、地獄ばかりね。
A『まあ、大変だこと。はい、あーん。』
お味見。
赤司「塩味に欠けるな。明日は出てくれるかい?」
A『あら…お醤油かしら…ええ。私の信頼を一定数あげないと。』
赤司「もう随分上がってるよ。もう上げなくて良いくらい。」
何かあったのかしら?
A『嫉妬?』
赤司「…そうとも言う。」
絶対にそうとしか言わないわ。
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ミキミキ - 赤司と夢主との恋が素敵だと思います o(≧▽≦)o 頑張ってください! 応援してます(*^^*) (2017年8月30日 11時) (レス) id: 89615645c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2017年8月16日 11時