【黒バス】土足厳禁ですよ？《高校編》 (ページ15)

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11話ページ15

sideA

今吉｢ほな、今度会う時は公式戦やなあ｣

A『そうね。』

今吉｢お前の彼氏にも会いたいねん、楽しみにしとるわ。｣

翔に見送られながら桐皇から出る。

てくてく歩くと

A『あ、真さーん。』

花宮｢こんにちは。｣

まあ、こんな所で猫かぶって…

？｢なにー？花宮の彼女？｣

この人、前髪邪魔じゃないのかしら。

A『あいにくお相手は違う方ですー。』

花宮｢こいつらに猫かぶっても無駄だぞ。｣

A『最初に猫かぶってたのは真さんじゃない。』

せっかくキャラ合わせたのに

花宮｢あっちでも猫かぶってるんだろ？｣

A『優等生キャラですもん♡』

優等生だから問題なんて起こさない。

起きたとしても最小限に抑える。

花宮｢キャラとか言うな。｣

？｢なー、花宮～。紹介してよ！｣

A『申し遅れました。私、立神Aです。』

花宮｢結局猫かぶってんじゃねーか｣

初対面の人に手の内見せたらつまらないじゃない。

｢俺は原一哉って言うんだー。よろしくぅー！｣

花宮｢こいつ、俺と似たようなキャラだから｣

原｢うん、何となくそんな気する。｣

まあ、心外だこと。

花宮｢霧崎第一に来れば楽しかっただろうにな｣

A『あら、向こうだって楽しいわよ。ゴミ掃除♡』

花宮｢やっぱり良い性格してるわ。｣

A『褒めてる？』

花宮｢褒めてる。｣

なんて雑談してたら

【いつまで外に居るつもりだ。帰ってきなさい。】

A『はい。』

…貴方が外へ行けって言ったんじゃない

花宮｢アンタでもそんな顔するんだな。｣

A『私だって人間よ。一応。』

真さんとはいつでも連絡取れるし良いか…

A『それじゃあまたね。』

なんやかんや本家で報告して

A『ただいm』

赤司｢予定より遅かったじゃないか。｣

家に帰ったら仁王立ちしてる彼。

A『お父様のお客様がお見えになってたから時間が押したのよ。』

赤司｢その間、男なんか…｣

…うーん

A『私の事信用してくれないのね。』

赤司｢…寂しかったから構え。｣

あら、珍しく素直。

いつもはくどくど言いながら来るのに…

赤司｢…次はあの柊文を潰せ…｣

まあ、そんなに疲れるまで

A『私の居ない部活は楽しくて？』

赤司｢…生き地獄だ。｣

A『私にも私の予定があるのよ。そう簡単に潰せる相手でもないし…』

赤司｢僕はAさえ居ればそれで良い。｣

A『今日の征は素直ね。』

従順かつ素直な子は大好きよ