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第26話 ページ26

『はぁ・・・』




やっぱり、どれだけ検査しても異常な所なんてなくて。

聴覚は戻らないのかもしれない。




落ち込みながら、私は家までの道のりを歩く。


何も聞こえないから危険が多くて。

たとえば車のトラクション。


端の方を歩くようにしてはいるものの危ないときは危ない。








「A!」







声は聞こえていない。

けれど、口の動きでなんとなく察した。




『・・・かさ、まつ、先輩・・・』




あぁ、ついに会ってしまった。

会いたくなかったのに。
弱っている私なんて見せたくなかったのに。

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設定タグ:黒子のバスケ , 笠松幸男 , 海常高校   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ユーリ | 作成日時:2014年10月16日 14時

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