Dependent ＆ Madlove ３ (ページ5)

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花宮SIDE -放課後部活-
『全員集合』

スポーツドリンクやらタオルやらを持ったAが手を叩く

その傍らには１人の見覚えのある女

『今日から2軍3軍の兼任マネージャーになる一年の…』

朱鳥「A姉の妹の葉雅朱鳥だよーん！よろしく！」

『……落ち着きのない奴だが仕事はきっちりするからよろしく頼む』

随分と懐かしい奴が出て来たもんだな…

『スポドリとタオル配ってくれ。…今週の土曜は桐皇と、日曜は誠凛と練習試合入ったから報告

　今日からは個人練習メインで部活を進めていく。各自休憩終わったら個人練習始めて』

体育館の中で淡々とした声が響く

朱鳥「あ、花宮さんお久しぶりです。今度の練習試合の事なんですけど…」

〝桜井良潰しちゃいましょ？〟

耳打ちされたその言葉に思わず耳を疑った

悪魔のような笑顔を浮かべてスポドリとタオルを渡される

朱鳥「お姉ちゃんを苦しめる奴は許さない。これ以上お姉ちゃんは傷つく必要ないから…

　貴方も、そう思うでしょ？」

『朱鳥！喋ってないで働け！』

朱鳥「ごめーん！だって花宮さん主将さんでしょー？挨拶はしっかりしとかないとね！」

元気一杯の笑みを浮かべて次の奴に配りに行く

…んな事ずっと前から考えてたつーの