番外編*瀬戸の嫉妬* ページ36
瀬戸SIDE
花「Aー構えー」
『後5分待って。これ片付けないといけないから』
花「さっきからそればっかりじゃねえか。もう聞き飽きたっつーの。おあづけも」
最近、猫が増えてから花宮は余計に嫉妬しやすくなったと思う今日この頃
…まぁ、俺もかなり嫉妬してるんだけどね。主に花宮に
だってAが花宮にばっかり構うし
『……ん。ほらおいで』
俺がそんな事を想ってるなんて微塵も知らないであろうAは花宮に対して微笑む
いっつもそう。花宮、花宮、花宮。花宮ばっかり…花宮にだけ甘いんだ
もう流石の俺でも我慢できない
瀬「もういい。Aのバカ…」
子供っぽいって笑うかもしれない、なんて今更気付いた
花「なんだ健太郎。俺に嫉妬してんのか?」
瀬「…そうだったら何」
花「へえ〜健太郎でも嫉妬する事あんだな。まあ今日くらいは譲ってやってもいいけど?」
…本当に花宮は最近嫉妬しやすくなったと思う
四六時中Aに引っ付いてるし今もああは言っときながら妬いてる目で俺を見てる
花「A、また後で甘えるから覚悟しとけ。今だけは健太郎に譲る」
『はいはい。また後で』
花「…俺の部屋来いよ」
そう言ってリビングを出て行った
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作者名:黒薔薇しゃん | 作成日時:2017年6月7日 13時