番外編*花宮とデート* ページ25
花宮SIDE
「Aちゃん、こっちに視線頂戴!朱鳥ちゃんも!」
あれから約1年経ち…Aと朱鳥は2人揃って朔さんのモデル事務所に入った
というか無理矢理に近かったな、あれは
ちなみに今日も撮影の日でその後デート行くことになってる
黄「A先輩!朱鳥っち!」
朱鳥「駄犬成敗!!A姉には触らせない!!」
綺麗なエルボーが決まる
朱鳥はこの通りお姉ちゃんっ子で朔さんよりAに懐いている
そして彼奴曰く黄瀬とはライバル関係らしい
まあ、同じ事務所だし同じくらい売れてるもんな
ダントツで売れてるのはもちろんAなんだけど
『はぁ…本当に此奴らは…』
「Aちゃん休憩入る?最後の1枚撮る前に」
『ありがとうございます』
一礼して俺の所に歩いてくる
トン、と隣の椅子に座って水を飲む
花「お疲れ。どれくらいで撮影終わんの?」
『後もうちょっと。何処連れてってくれるか楽しみに頑張る』
少しだけ微笑んだ時、フラッシュが走る
カメラマンさんがAの肩を叩く
「おしまい!さ、花宮君とデート行っておいで!あ、水族館のチケットあげる!」
『あ、は、はい…ありがとうございます…?』
完全に呆気に取られていて俺等は混乱していた
このカメラマンさん…まさか朔さんが仕向けたとかじゃねえだろうな
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作者名:黒薔薇しゃん | 作成日時:2017年6月7日 13時