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山崎SIDE IN 山崎家
山兄「久しぶりじゃねえか…待ってたぜ」

応接間に集まる俺の家族

母親の鋭い睨むような視線に寒気がする

山母「やっと帰って来る気になったの?流石に葉雅姉さんと娘の方に愛想付かされたのかしら?

  残念ねぇ…」

山姉「お母さんは黙って。そうと決まったわけじゃないでしょ?アンタと違って

  Aちゃんは弘を見捨てたりしない。命の恩人なの」

山母「それ位されて当然の事をこの子はしたのよ!」

山姉「はぁ?何も事実を知らない奴が何言ってんの?」

言い争う姉と母親

疼く手首の傷が酷く痛くて。でも自分の言葉で伝えなければいけない

ここに来たからにはその覚悟が出来たから

山「…母さんは何を言っても信じねえくせに。俺の言葉なんか…ちゃんと聞いてくれねえ

  くせして母親面すんな!いい加減鬱陶しいんだよ!!今日はそれだけ伝えに来たんだ!!

  じゃあな!!」

言い切った俺の目からは涙が溢れてしまう

扉を開けた先には壁に体を預けているAがいてしがみついた

宥める様にゆっくり撫でられる背中

山「言った、ちゃんと言ったぜ…?」

『よく頑張ったな』

これで少しでもAの負担が減ったらいいのに

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設定タグ:黒子のバスケ , 霧崎第一 , 依存・ヤンデレ   
作品ジャンル:その他
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作者名:黒薔薇しゃん | 作成日時:2017年6月7日 13時

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