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瀬戸SIDE
瀬「一つ聞くけど夕飯何するの?」
『人数多いから鍋。片付けとかも楽だし。何より此奴、鍋とかするの好きだし』
朱鳥「大人数でするの楽しいじゃん!」
まるで久しぶりにご主人に会った犬みたいにキラキラした目で見てくる
…というかこの2人身長高いから目立つ
『お前も十分身長高いけどな』
瀬「…俺何も言ってないよ?」
『そんなこと考えてるだろうなと思ったから』
振り返って悪戯な微笑み
悪戯っていうよりは妖艶に近い気もするなぁ…
取り敢えず、Aは綺麗ってことで解決。これでいいよね
朱鳥「懐かしいなー皆でお鍋するの。というより誰かと食べるの久しぶりかも」
『本家の方は色々厳しいからな…高校も私と同じ所行くのは反対されただろう?』
朱鳥「A姉と花宮さんがいるから駄目って意味わかんないよね…
まるでA姉と花宮さんが悪者みたい…ホントに訳わかんない」
『別にいいさ』
乱雑に頭を撫でる
妹ちゃんは隙をつかれたように気を取られている
あー本当に不思議だな、Aって…
なんでそんなに優しい性格なのに俺達みたいなのと居るんだろう
俺達が居なければもっと沢山の道を開けるだろうに
居なくなって欲しくは無いけど…道を狭めるような事はしたくないな
…俺はどうしたらいいんだろう
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作者名:黒薔薇しゃん | 作成日時:2017年6月7日 13時