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花宮SIDE
桜「なんで…なんでっ!?」
ああ、壊れてきた…!待ってたぜ…!!
後もう一押しすれば完全に壊れてくれる!
『何も進歩しないんだな。聞き分けの悪い奴は嫌いだ』
まるで読み取ったかのように止めを刺す呟かれた言葉
視線を合わせると一瞬笑って桜井を見下す
朱鳥「無知過ぎて笑うしかないね!流石、桜井良!」
きゃははっとわざとらしい甲高く嘲笑う声
べったりと引っ付いて敬愛を表し、彼奴が手に入れられなかったものを見せつける
花「お前にはやらねぇよ。Aも。Aの愛も。全部俺達のもんだ」
身体的なラフプレーは今回はしてない。ただ、精神から壊していっただけ
こんなに簡単に壊れるってどんだけ今まで辛い出来事に合ってないんだよ
弱すぎて話にならねえ…
膝から崩れ落ちていく此奴を見下した
これで試合は終わりだな
原澤「…交代しましょう。この状態で桜井君が試合出来るとは思わない」
桃「桜井君!大丈夫!?」
桐皇のマネージャーが肩を貸して連れて行く
あーあ…これじゃ立ち直るまで時間が要りそうだなぁ…
いっそずっと立ち直らなくていいのに。だって立ち直ったらまたAを苦しめるんだろ?
そんなの絶対に許さねえから
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作者名:黒薔薇しゃん | 作成日時:2017年6月7日 13時