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原SIDE -休憩-
朱鳥「お疲れ様です!」
妹ちゃんがスポドリを渡してくれる
前半は9番君が調子悪かったお蔭か結構点を取る事が出来た
花宮は体力温存を最優先だったからあんまり点取ってくんなかったけどね
原「Aー疲れたー!原ちゃん癒してー!」
『…ん?ああ、おいで。朱鳥、タオル』
朱鳥「ほい!」
優しく撫でる様に汗を拭き取ってくれる
花宮の痛い嫉妬のような視線が突き刺さるけど気にしない
他の人とかいるけど学校の部活中じゃなければくっつくの許されてるもんね
『犬みたいだな』
原「わん!」
『…しなくていい』
家でだけにしろ、と囁かれる
やばっ…我慢できない…今すぐちゅーしたい…
『息抜きに外行ってくる。原、行くぞ』
朱鳥「いってらっしゃーい!遅れないでよー?」
『分かってる』
体育館から出て人気のない場所で休む
他の部活の人の姿は見当たらないって事は今日はバスケ部だけなのかな?
じゃあ、甘えても大丈夫だよね
原「A、ちゅーしよ…?」
『いいよ』
首に回る腕と熱く熱を持つ重なった唇
視界の端に9番君がいる…傷付いた顔してるね
でも、やめられない。好きだから愛を感じたい
第一、あの子が傷付いたところで何?
俺達にとっては好都合
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作者名:黒薔薇しゃん | 作成日時:2017年6月7日 13時